ε-δ論法のことで
大学の教養でε-δ論法を学んでいるのですが、そのことについて質問です。
講義では、
(1)任意の正数εに対して、0≦x<εならばx=0
と教わり、極限点の一意性を、
2つの極限点pとqの距離が任意のε>0より小さくなることを証明して、p=q
と証明したりしています。
しかし、(x,y)→(a,b)とするときの関数f(x,y)の極限がcであることの定義
「任意の正数εに対し、ある正数δが存在して(x,y)と(a,b)の距離がδより小さいならば
f(x,y)-cの絶対値がεより小さくなる」
において、(1)を用いて「~ならばf(x,y)-c=0となる」と書かない(書けない?)のはなぜでしょうか?
今までの講義では、定数同士の距離に対しては(1)が適用できて、nや(x,y)による数字が入っているものだと使っていないみたいなのですが、そうなのだとしてもなぜ後者では(1)を使わないのかがわかりません……