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料理人という言葉

料理人は造語で正しい(?)日本語ではないのは本当ですか?

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  • Reynella
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回答No.3

正しい日本語、とは何か。その不思議な説を唱えた方は,何主義者でしょうかね。文法や表現の「正しさ」を重視する規範主義的な立場、もう一つは使用実態を重視する記述主義的な立場、いろんな立場から「正しい日本語」が論じられています。まぁ、あなたにそれを語った方は、「造語はすべからく正しくない日本語である」という主義なのかも。きっとその人だって造語を使いまくってるはずですけど。 規則に従わない言葉を「乱れ」か「変化」と捉えるかは考え次第。 間違った表現が、時代を経て一般に浸透して、新たな言葉が生まれていきます。 さて、「料理人」が造語なのは本当です。しかし、「造語はすべて正しい日本語とは認めない」人以外は、「料理人」が正しい日本語ではない、とは考えないでしょう。 料理という言葉については、国立歴史民俗博物館館長をつとめた佐原真氏その他言語学者、辞書編纂者、医師などいろんな方が考察していますが平安時代か、古くても奈良時代に現在の意味を持つようになったのであり、中国にあった言葉ではありません。そして、料理に人をくっつけて料理人という言葉が出来たのだから当然「造語」です。江戸時代からちらほらと使用例があります。 造語は正しい日本語ではないのか? そんなことはまったくありません。言葉は時代と共に変化していくものです。長い年月をかけて定着し、辞書などで見出し語となったり、見出し語にはならなくても他の見出し語を説明するときに使われたりするようになれば、立派に「正しい日本語」ですよ。 生憎手元には三省堂国語辞典しかないですが、これには見出し語はないけれど、「料理長」の説明に料理人という言葉が堂々と使われています。デジタル辞書で見る限り、幾つかの辞書が見出し語にしているようで、つまりは「正しい日本語」と認識されているってことでしょう。

その他の回答 (3)

回答No.4

料理人とは、料理をする人や料理を作るのを業とする人。 この言葉は日本語で一般的に使用されており、造語ではありません。 日常的な会話や文書で料理人という表現は適切です。 「シェフ、コック、板前、調理師、料理番」これらをまとめて 料理人といいます。

  • staratras
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回答No.2

なぜ「造語は正しい日本語ではない」とい言えるのでしょうか。 江戸時代の川柳を集めた「誹風柳多留」の全句索引(岩波文庫)を見ると 料理人 客になる日は 口が過ぎ (初篇22) 料理人 一つ出しては 覗いて見 (二篇12)など 料理人で始まる句が19句もありました。 昔から広く使われた日本語であることがわかります。

回答No.1

正しい日本語です

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