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センチメンタルジャーニー
10億円を騙し取った詐欺師が、9億円の場所は自供して1億円の場所は黙秘。 服役終了後にその1億円が発見された場合、その詐欺師は新たに起訴されるのでしょうか?
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- 薫子(@kao-ruko)
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新たに起訴されません。 でもお金は没収されます。
- eroero4649
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そもそも詐欺師が騙し取ったお金を後生大事にどこかに置いておいたなんて、見たことも聞いたこともないですけどね。 あの豊田商事事件のときも、殺された永野一男の所持金がわずか700円だったなんていわれていますよね。騙し取ったカネを何に使ったのかというと、従業員の給料の他は永野自身が先物取引をやって大損していて、その支払いにかなり使われていたといわれますね。 資産家のお爺ちゃんと次々と結婚しては毒殺してその資産を財産分与という形で手に入れていたババーがいましたが、そのババーは総額で何億円も相続していたらしいのですが、その金をどうしたのかというと、こっちもこれまた先物取引の大損の支払いに使われてすってんてんになっていたそうです。 詐欺師ってそういう連中なんですよ。自分の懐に入ったカネを、どういうわけか、全額使い切らないと気が済まない人たちなのです。 意図的に詐欺をしたわけではないですが、給付金を間違ってすごい金額が振り込まれてしまったヤツがいたじゃないですか。彼が何をしたかというと、ネットカジノにつぎ込んでましたよね。 しかもコトが発覚してから、狂ったように使い込んでいました。それ使っちゃったらさ、全部自分で払わないといけなくなるんだけど、そんなの全然考えてない感じでしたよね。きっと考えとしては「今のうちにネットカジノで大儲けして、元本を返して差額は自分の懐に入れよう」と考えてたんだろうと思うけど、やり方が稚拙ですよね。 弁護士さんが書いた本によると、詐欺師ってのが捕まったらもう本当に後戻りできないらしいです。人を騙してカネをとるやつだから、誰からも信用されなくなります。だからもうそうなると人からカネを騙し取り続けないといけないんですね。 人からカネを騙し取るわけですから、手元に残ってると必ず「返せ」になりますね。もし使い切ってしまえばいくら「返せ」といわれても返す必要がない(そもそも返せない)になるので、とにかく使い切ることなのです。 じゃあ「使い切らないことを考える詐欺師」はどうなるんだ?となりますよね。 おそらく、そこまで計画的に考えられる知能犯の詐欺師は「捕まらない詐欺師」になると思います。 「捕まらない詐欺師ってなんじゃい?」と思うでしょうが、そういう人たちはいます。どういう人たちかというと「アフィリエイトで儲けましょう」などといっているような人たちです。 あの人たちがやってるのは詐欺同然というか、まあ詐欺です。でも、事件化はできません。そうならないように巧妙に立ち回っています。 キングコングの西野亮廣さんなんかがそうですね。「信者ビジネス」と呼ばれることをやっていて、二束三文の壺を高額で売ってるようなもんです。「西野があなたのことを10分考える」っていうのを売ってるんですから。売れる能力はすごいと思うけど。 裁判で負けて賠償金を支払うように命令されても、合法的にびた一文払わない西村ひろゆき氏も同じタイプの人ですね。 私はそういう「捕まらない詐欺師」みたいな人たちと一緒にちょっとだけ仕事をしたことがあります。 そのときに痛感したのは、そういう狡猾な人たちが連携して人を騙そうとしたら、おそらく騙されない人っていうのはこの世にいないんだろうなということでした。 一番ひどいのが、先日捕まったソフトバンクの社員が投資詐欺をしていた事件です。相手がソフトバンクの部長なら、誰だって信じますよ。ソフトバンクの会社に呼ばれて、セキュリティの向こうで部長と会って部長から説明を受けたら、それは本当のことなんだなと誰でも思います。報道されていませんけど、彼らは騙し取ったカネを何に使ったんでしょうね。 ただ詐欺師は頭がいい人を絶対ターゲットにはしないです。自分たちのスキームの怪しさに気づいてしまうような人は自分たちにとって危険だから避けます。そこの嗅覚は鋭いと思います。 彼らがターゲットにするのは、いわゆる「情弱」ですね。ここに所属する人は危険な存在だと思います。
お礼
補足
悪銭身につかず、まさにその通りかもしれないですね。
お礼