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状態動詞の理解を深めるポイント
- 状態動詞は状態を表す動詞であり、アスペクトを持たないことが特徴です。
- 例として「いる」「できる」「異なる」などがあり、可能動詞を含めて考える必要があります。
- 「思う」や「見える」も状態動詞に分類され、思考の動詞や感覚に関連する動詞の位置づけが複雑です。
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質問者お礼を拝見しました。ありがとうございました。 > 動詞は使い方によって、動作動詞、状態動詞になるということですね。 これは本当に難しいですね。 ⇒おっしゃるとおりだと思います。確かに、動作動詞・状態動詞の識別は難しくて紛らわしいですね。特に、「どちらでもあり得る」ような場合、何に準拠したらよいか、決めどころは何かなどがさっぱり分かりませんね。 そこで、考え方として、次のことに留意すると多少役に立つかも知れません。 1つの動詞(例えば、「知る」)が、辞書の見出しに並んでいる場面を考えてください。説明の項に「状態動詞」という区分が示されているとします。ところが、ある人が、「彼女は、それを知った途端に怒りだした」という発話をしました。この場合の「知った」は、動作動詞として用いられた例になります。これは一体どういうことでしょう。 実は、辞書項目にある説明は、「このような意味で用いられる可能性がある」ということを言っているに過ぎず、実際にそれが「発話の中で用いられてはじめて、動作動詞・状態動詞のどちらであるかが限定される」ということになります。我々は、無意識のうちに辞書だけを頼りに動作動詞だとか、状態動詞だとかを区別したくなりますが、辞書は「統計と可能性」を示すだけで、実際の「発話を待って初めてその意味や文法的な解釈が確定できる」というカラクリになっていることを意識に留めておくことにしましょう。
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- Nakay702
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以下のとおりお答えします。 ①見える、聞こえる、わかる → 可能の意味がある動詞は 状態動詞ですか? ⇒はい、これらの動詞はそれぞれ「見えている、聞こえている、わかっている」という意味でも用いられますので、環境によっては動作動詞として用いられることも状態動詞として用いられることもあります。 ②知る、思う、考える 思考に関係しそうな動詞は 状態動詞ですか? ⇒はい、これらの動詞もそれぞれ「知っている、思っている、考えている・ある」という意味でも用いられますので、状況に応じて動作動詞として用いられることも状態動詞として用いられることもあります。 ①・②に共通することは、(必ずしも「可能の意味」とか、「思考に関係する」などに関係なく)、《一度動作が行われると、その結果が状態として続く/残ること》を表わすという点です。
お礼
詳しく教えてくださって、ありがとうございます。 動詞は使い方によって、動作動詞、状態動詞になるということですね。 これは本当に難しいですね。 ご回答に お時間をいただき、本当にありがとうございました!<m(__)m>
お礼
とても参考になるご回答を ありがとうございました! ご教授いただいたことを参考に、自分の頭の中を整理してみたいと 思います! この度は、何度もお時間をいただき、本当にありがとうございました<m(__)m>