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酵素の最適温度と安定性について
私の使っている加水分解酵素で温度安定性を調べました。 すると、 40℃ で 30min 処理すると 80%、 60℃ で 30min 処理すると 30%まで活性が落ちます。 30min 反応させて、最適温度を調べると、 60℃ は 40℃ の1.5倍程度の活性を示しました。 この40,60℃で反応の経過変化を見てみましたら、 9時間経っても60℃は40℃の 1.5倍の活性を示していました。 60℃で30min 処理した場合に活性が低下したので 40℃での活性が60℃を追い抜くと 思っていたのですが・・・。 これはどういうことでしょうか?
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最初の記述は30分熱処理した「後」に酵素反応させたもの。 次の記述は「その温度で30分間」反応させたものではないですか? 60度の方が失活する速度が速くても 初期の反応速度が速いだけではありませんか? ところで9時間もの反応に意味があるのでしょうか?? 既に失活しきっているのでは?? また基質濃度は足りていますか?
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- naomi2002
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回答No.1
どんな生物由来の酵素でしょうか? >60℃ は 40℃ の1.5倍程度の活性を示しました。 ということから、好熱性菌由来の酵素では?と思いますが。。。 酵素の活性最適温度と安定な温度は、全く別です。 好熱性菌の酵素などは、高い温度で高い活性を示しますが、だからと言って、必ずしも高温で失活しにくいわけではありません。
補足
一応、9時間目以降も生成物濃度は増加し続けます。 ただ、生成物濃度でしか見ていなかったので 酵素活性に換算してみましたら、 60℃の方が右下がりになっていることが判りました。 やはり、失活していっているのだと思います。 温度安定性の方をもう一度調べなおします。