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宇宙論のほころび

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の観測で、明らかになった宇宙論のほころびを教えて下さい。

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  • Nakay702
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回答No.2

お礼を拝見しました。リンクを貼ってくださり、ありがとうございました。 ≫それまでの宇宙論にほころびがあったとは考えられません。 >でも、下記を読みますと、かなりほころびている感じがします。 ⇒添付してくださったサイトは全然存じませんでした。面白い記事ですね。どちらも興味深く閲覧させていただきました。 そこで、以下、その中身について少し触れさせていただきますね。 なるほど、問題提起の核は、「131億光年という距離にありながら、その質量が天の川銀河と同等の太陽質量の1000億倍に達するような6つの大質量銀河が発見された」ことですね。これについて、確かに、《「現在の宇宙論ではありえない大質量銀河」の存在が、その名ユニバース・ブレイカーの通り、宇宙論を崩してしまうかもしれないのです》というようなことを述べていますね。 しかし、他方、疑わしいとする見方も幾つか示されていますね。例えば、「今回取得されたデータに何らかの不備がある可能性や、これらの《ユニバース・ブレイカー》が、実際には銀河でなく、別のものである可能性もあること」、「宇宙論が崩壊すると言っても、それはいくつかの修正を必要とするというニュアンスに留まる点」や、「初期の宇宙における、重要なステップのいくつかを見落としている可能性は濃厚となってきましたが、宇宙の全体像に関する認識が変わるわけではないだろうと考えられること」などです。 それに加えて、これは私の私見ですが、赤方偏移はその数値が大きくなればなるほど、つまり、距離が遠くなればなるほど誤差も大きくなり、ごくわずかの数値の違いが数億光年に相当するような世界ですから無理もありません。 「いずれにせよ、今回の発見が単なるミスだったのか? それとも宇宙論に修正を求める新たな事実が見つかったのか? 今後の報告が今から待ち遠しく感じます」と、https://nazology.net/archives/122494/3の筆者は結んいますね。まったく同感です。

noname#257614
質問者

お礼

ビッグバンは、考えれば、考えるほど、訳がわからなくなってくる物理です。 ビッグバンは、みんな、心の奥底では。「ほんまかえ?」って思っている気がします。

その他の回答 (2)

回答No.3

>ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の観測で、明らかになった宇宙論のほころびを教えて下さい。 ビックバン理論では、宇宙の年齢は約138年と計算されています。 なので、138億光年離れた宇宙を観測すると、ビックバン直後の星や銀河などが観測される筈です。 ところが、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で135光年離れた銀河が見付かり、その銀河が「どう見てもたった3億年じゃ出来上がらない、もっともっと時間が経った、成長した銀河の形をしている」事が判りました。 つまり「時間的な辻褄が合わない」のです。それが「宇宙論のほころび」です。 辻褄を合わせようとして、現在は「宇宙の膨張速度が変化しているのではないか?」とか「ビックバンは無かった。赤方偏移が起きるのは宇宙が膨張しているからではなく他に原因があるのでは?」など、「遠宇宙に古い銀河が観測」されても辻褄が合うようにした、色々な説が提唱されています。

noname#257614
質問者

お礼

ビッグバンも宇宙論も、根底から崩壊する可能性もあるかもしれませんね。

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  • Nakay702
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回答No.1

以下のとおりお答えします。 >ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の観測で、明らかになった宇宙論のほころびを教えて下さい。 ⇒宇宙論の「ほころび」ですか? お言葉ですが、この新しい宇宙望遠鏡によって観測がより精緻になり、分解能が向上したとは思いますが、それまでの宇宙論にほころびがあったとは考えられません。 このジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡に先だって活躍したハッブル宇宙望遠鏡は、深宇宙の観測、系外惑星の発見、宇宙の加速膨張の証拠づけなど、数々の成果をあげています。地上の望遠鏡にしても、例えば、マウナケア天文台は特に能動光学・補償光学を進化させ、パロマ―天文台は重力レンズ効果の存在を証拠立て、宇宙背景放射の測定による暗黒エネルギーが存在する証拠を初めて提示しました。 そこで、くだんのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡ですが、さすが、「次世代宇宙望遠鏡」と呼ばれていただけあって、その姿は見るからに素晴らしいですね。ハッブル宇宙望遠鏡の後継機として、目標の宇宙開闢直後(といっても約2億年後)の姿を留めるファーストスターをしっかり観測してくれるものと思います。 ただ、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、ハッブル宇宙望遠鏡に比べて周回行路の高度が2500倍も高い(ラグランジュ点)だけあって、微小隕石などとの衝突の危険が何倍も高くなることが懸念材料です。しかもハッブル宇宙望遠鏡のように飛行士が出かけて行って修理するようなこともできないので余計心配です。しかし、まあ、そういう懸念材料を補ってなお余りある成果を、この望遠鏡が挙げてくれることが多いに期待されます。

noname#257614
質問者

お礼

>それまでの宇宙論にほころびがあったとは考えられません。 でも、下記を読みますと、かなりほころびている感じがします。 https://www.nikkei-science.com/202104_023.html https://nazology.net/archives/122494/3

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