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宇宙論について

宇宙原理の宇宙論と人間原理の宇宙論の違いはなんですか? それぞれの内容についても教えてください。

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  • SPROCKETER
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回答No.3

 宇宙原理は宇宙は均一で普遍的で極端な偏りが生じないという考え方ですが、人間原理は人間中心主義宇宙論とでも言うべきもので、宇宙は人間が存在する為に物理定数が決まっているのだという考え方です。  宇宙原理:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99%E5%8E%9F%E7%90%86  人間原理:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E9%96%93%E5%8E%9F%E7%90%86  宇宙原理はわかりやすいので、人間原理の方を考えてみましょう。  人間原理では、人間が宇宙で存在出来るのは、宇宙が人間が生存出来るように物理定数や自然環境が必然的に決まっているからで、人間がいるから宇宙があるという考え方になります。  しかし、系外惑星の観測などで、わかって来たように、人間が存在出来る環境は地球以外に発見されておらず、2000個を超える数の惑星が発見されたにも関わらず、地球と同様の環境を持ち、知的生命が存在し得ると判断出来る惑星は、現在のところ、1つも見つかっていない状況です。  今後、発見される可能性はありますが、知的生命が存在する惑星が希少なのは間違いなく、人間がいるから宇宙があるのだという考え方は間違いで、人間がいるのは、知的生命が存在するほど宇宙が多様だからだ、というのが結論のように思われます。  系外惑星の観測でわかったのは、木星や土星のような巨大ガス惑星は数が非常に多くて、どこにでもある惑星のようです。地球のような岩石質の惑星は恒星に非常に近い軌道上には数多くあるようです。  ところが、地球のようにハビタブルゾーン(連続生存可能領域)内に岩石質の惑星が存在する例が見つかっておらず、ほとんどが木星型の巨大ガス惑星で、地球のような惑星が見つからないのです。  何か特殊な条件が重ならないと地球のような惑星は出来ないようで、逆説的になりますが、人間がいないのが宇宙の常識であるというのが正解に近いようです。  なぜ、人間が地球にいるのかは、地球の軌道や位置関係から法則性を導き出すのは可能ですが、これが系外惑星の常識とは、全てに置いて逆になっています。この謎を解かないと地球に知的生命が存在する理由が説明出来ないようです。

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回答No.2

宇宙原理と人間原理は、別の文脈で出てくるものであって、 同列に並べて対比できるものではありません。 宇宙原理は、「宇宙はどこでも均質である」というもので、 人間原理は、「宇宙は人間(意識)を生むべく定数などが 与えられている」とするものです。

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回答No.1

まさに宇宙と人間の違いですよ! 宇宙は果てしなく続く広い壮大なもの! 人間は地球に住む人類! それ以上でもそれ以下でもなくそれだけです! 考え込まないでね♪

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