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関係詞について
Kaori is not the girl with whom I went to the movies. っていう並び替えの英文があるのですが、3つ疑問点があります。 1つ目は、whomの後ろは不完全文が来るのに完全文になっていることです。I went to the moviesは不完全文ですか?ここが理解できなかったです。 2つ目は、前置詞+関係代名詞の日本語への訳し方がわかりません。また、並び替え問題の時にどうやったら前置詞+関係代名詞だってわかるんですか? 3つ目は、 Kaori is not the girl whom I went to with the movies.ではだめなんですか? 後ろの文のwithの目的語がないのでこれで答えてしまったのですが、、 お願いします!!!!!
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- looparound
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Kaori is not the girl with whom I went to the movies. という英語の文について、 1)whomの後ろは不完全文が来るのに完全文になっている。これはwhomの後ろなので「I went to the movies」は不完全文なのか? という問いについてですが、関係代名詞の前に前置詞 with が置かれているので、この関係詞節は with whom I went to the movies であると見ることになります。 この with whom というところは、with が関係代名詞に前置している前置詞である関連をくずさないように、文の後ろから関係代名詞の前に持ってきているものですので、「whomの後の文」ということでいうと、 (whom) I went to the movies with となります。この節の部分は前置詞 with で終わっていて、それに続く名詞(代名詞)が関係代名詞として前に出てしまっているので、これは「I went to the movies with」で不完全文ということになります。 2)前置詞+関係代名詞の日本語への訳し方については、この関係詞節の with が前に出てきているので、本来は I went to the movies with (whom). という文である、ということがわかると、 「私が一緒に映画に行ったところの(誰か=the girl 女の子)」という訳し方になることがわかります。 また、並び替え問題の時にどうやったら前置詞+関係代名詞だってわかるか、ですが、ポイントは前置詞は「前・置・詞」というくらいですので、前置詞とは何かの前に置かれる詞である、というところにあります。前置詞は名詞や代名詞、そのほか名詞の役割をする句や節の前に置かれることになっているので、この並び替えであれば、 I went to the movies with the girl. The girl is (who). I went to the movies with (whom). という関係詞節の作り方の基本がわかっていればわかることになります。 3)この英語の並び替えで Kaori is not the girl whom I went to with the movies. ではどうか、ということですが、 この英文のおかしなところは to という前置詞と、with という前置詞が、関連なく並んでしまっていることです。 英語でこう言うことができるのであれば、 I went to with the girl the movies. とも言えるはず、ということになってしまいますが、これは to という前置詞が the movies という名詞に前置されるべきところ離れてしまっていることから、英文として成り立たなくなる→意味不明の文になる、ということです。 ですので、与えられたこれらの語彙をすべて使って英文を作るとすれば、 Kaori is not the girl whom I went to the movies with. もしくは Kaori is not the girl with whom I went to the movies. となるわけです。 「後ろの文のwithの目的語がない」と思われたとのことですが、目的語というのは文の要素として動詞がその直後に要求するものですので、その動詞と目的語の間に前置詞を置くことはありません。ですので、ここでは文の要素としての目的語ではなく、これは品詞の問題として見て、with は前置詞ですので、その後にどんな名詞(代名詞など含む)が来るか、with がどんな名詞に前置されているかを考える、ということになります。 == ちなみに、英語を自分のことばとして話す人であれば、 Kaori is not the girl with whom I went to the movies. という言い方はしません。 ネイティブであれば、 Kaori is not the girl I went to the movies with. と言います。 つまり、 Kaori is not the girl (whom) I went to the movies with. ということで、自明である関係代名詞を省略して、the girl の説明がその後ろに続く I went to the movies with... であることをさらりと言うわけです。 日本語で 私が一緒に映画にいった「ところの」女の子は... とわざわざ言わないのと同じです。 このように、日常的に使われる英語では、関係代名詞は、省略しても自明である場合には、頻繁に省略されます。
- Nakay702
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以下のとおりお答えします。 >Kaori is not the girl with whom I went to the movies. っていう並び替えの英文があるのですが、3つ疑問点があります。 1つ目は、whomの後ろは不完全文が来るのに完全文になっていることです。I went to the moviesは不完全文ですか?ここが理解できなかったです。 ⇒I went to the moviesを単独の文と考えれば、これは不完全文ではありませんが、本文の一部であることを考え合わせれば不完全です。つまり、I went to the movies with the girlとしなければなりません。そして、このwith the girlが、本文中ではwith whomとなっているわけです。 Kaori is not the girl whom I went to with the movies.という複文(関係節構文)は、もともと、I went to the movies with a girl. Kaori is not the girl.という2つの文だったものを1つにまとめた言い方ですよね。ということは、「私はある少女と映画へ行きました。カオリはその少女ではありません。」→「カオリは、私が一緒に映画へ行った(ところの)少女ではありません。」という変換を通じて2文を1文にしたのですから、その合成(関係詞を使って2つの文を1つに「関係」させる)プロセスを考えれば分かりやすいと思います。 >2つ目は、前置詞+関係代名詞の日本語への訳し方がわかりません。また、並び替え問題の時にどうやったら前置詞+関係代名詞だってわかるんですか? ⇒「(その人と)一緒に映画へ行った(ところの)少女」という訳文と突き合わせてみれば分かります。「と一緒に」が前置詞(with) に当り、「~したところの」が関係代名詞(whom)に当ります。 >3つ目は、 Kaori is not the girl whom I went to with the movies.ではだめなんですか? 後ろの文のwithの目的語がないのでこれで答えてしまったのですが、、 ⇒お書きの言い方は間違いになりますが、Kaori is not the girl whom I went to the movies with. と、withを文尾に置くことはできます。 なお、問題と直接関係ありませんが、whomをthat で置き換えることも可能です。つまり、Kaori is not the girl with whom I went to the movies.は、Kaori is not the girl whom / that I went to the movies with.とすることもできます。 さらに、主節を交換して、I went to the movies with a girl, who is not Kaori.「私はある少女と映画へ行きましたが、それ(その少女)はカオリではありません。」という表現にすることもできます。
(1) 原文: Kaori is not the girl with whom I went to the movies. 上の (1) は、次の二つの文を一つにまとめたものと考えるのです。 (2) Kaori is not the girl. (3) I went to the movies with the girl. 上の (2), (3) を一つにまとめると (4) Kaori is not the girl whom (または that) I went to the movies with. または (5) Kaori is not the girl with whom I went to the movies. 今回の (1) は、この上の (5) と同じです。