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加熱によるビタミンC量の変化
- 加熱したブロッコリーのビタミンC量実験で、レンジ加熱が最も多い結果に。測定方法はヨウ素反応を利用。
- ブロッコリーを生、レンジ加熱、炒め、茹での4種類でビタミンC量を測定。予想と異なる結果が出た。
- レンジ加熱ブロッコリーがビタミンC量で最も多い結果。考察に詰まり、原因や推測を求む。
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折角の実験なのですから、仮説と検証を進めてみるのがいいと思いますよ。 まず貴方は今回の実験に際して「加熱によるビタミンCの減少」を調べようとしたところ「レンジ加熱が一番ビタミンCが多い」となったわけです。 ではこのような結果になるパターンを考えます。 1.実はレンジでの加熱によりビタミンは増加する 2.元々のサンプルのビタミン含有に差があった (レンジで減った分より多くの差があった) 3.ヨウ素を利用した測定方法が誤っている 4.「カスを取り除いて液体化」という手法が誤っている。 パッと書いてみましたが、こうした『この結果になるのはこういう原因がある時だ』というのが仮説です。 この仮説を1つ1つ確かめていくのが検証です。 ただ思いついた物を全て確認すると手間と時間が延々とかかってしまうので、可能性として一番ありえそうな物から検証すると良いでしょう。 まず一番ありがちなのは②『元々のサンプルのビタミン含有に差があった』ですね。 もし別個の株で比較したなら可能性大ですし、1つのブロッコリーから切り分けたとしても、生体ですから偏りがあったかもしれません。蕾の部分と茎の部分は同比率だったか? また元々のサンプルの量の差は? などなど、誤差の可能性は色々あります。 なので検証の手法としては再度実験をやり直す事です。『1つの株から切り分ける』『重量を測る』『サンプル数を増やす』などでデータの誤差を最小化するわけです。 もしこの辺りを既に注意して実験していたなら、次にありそうな物は何かを考えます。 次に個人的にありそうだと思うのは④の「カスを取り除いて液体化」という手法が誤っている可能性ですね。 レンジで加熱したものは相応に柔らかくなっているハズです。生の物と比べると『カス』の残り方に差があったのではないでしょうか。 要は廃棄した分にビタミンが残存していれば、当然測定結果に差が出ます。 これを検証するには、例えばすり鉢や乳鉢を使ってカスの部分をすり潰す、などが必要になります。 こうした追加実験をして確認するのが一番なのですが、自由研究では何度も実験を繰り返すのも大変でしょうから、こうした『仮説とそれぞれの検証方法』までを考え、資料にまとめるだけでも十分だと思いますよ。
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- takochann2
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なぜ予想と違うのかを検証して考察すればそれだけで十分な自由研究になります。例えばブロッコリーの部位によってアスコルビン酸の量が違うとか、ミキサーで撹拌後放置することでアスコルビン酸の量が変わったとか。生の植物には様々な酵素活性がありますので、生のままミキサーにかけると何かが起こっているはずです。あとは前述の如く測定誤差を取り除くためアスコルビン酸試験紙同時に使って同じような結果が得られるか確認することなど様々な検証実験をすると良いでしょう。
- head1192
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>何が原因だと思いますか? 原因を推定し検証を行うのも研究活動である。 科学はその積み重ねである。
- takochann2
- ベストアンサー率36% (2420/6677)
でんぷんが影響しているのではないですか。アスコルビン酸試験紙を使うのはどうですか。半定量可能です。