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日本語の受身について
日本語について教えてください。 この絵はダヴィンチが描きました。 この絵はダヴィンチによって描かれました。 文法はどちらも正しいと思うのですが、ニュアンスの違いが 説明できません。 どなたかた教えていただけないでしょうか。
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- ishi_saya
- ベストアンサー率27% (84/310)
前者は「ダヴィンチ」が主体。 後者は「絵」が主体。
- head1192
- ベストアンサー率20% (161/785)
文章の主体は誰か。 それを意識するとよいと思う。 主体と主語は必ずしも一致しないが(たとえば日本語は主語の省略が多い)、ほとんどの場合において同一である。 >この絵はダヴィンチが描きました。 まぎれもなく主体はダヴィンチである。 >この絵はダヴィンチによって描かれました。 ダヴィンチ以外のあるものが主体であることはたしかである。 あとは「聞き手に何を伝えたいか」次第である。
お礼
head1192様 ご回答ありがとうございます。 主体の違いですね!勉強になりました。 基本をよく考えてみます。 おしえていただき、ありがとうございました!
- D-Gabacho
- ベストアンサー率64% (1057/1649)
実際に絵を前にして「この絵はダヴィンチが描きました」と言ってる人がいたら、少々違和感を覚えると思います。 これが「この絵は私が描きました」なら何も違和感ありません。「私」が「ダヴィンチ」に変わっただけですから、文法的に間違いではないといえるでしょう。 おそらく表現の仕方に、描いた人を身近に知ってるようなニュアンスが感じられるから、「ダヴィンチ」だと違和感があるのだと思います。 「この絵はダヴィンチによって描かれました」も、実際に絵を前にして言っている光景を思い浮かべると、やや違和感があります。 「~によって」という表現は書き言葉特有のもので、口に出して言うことは通常ないからです。おそらく「~によって」は、英語の「by―」の訳語として編み出されたものだと思います。 口に出しても違和感のない表現としては「この絵はダヴィンチが描いたものです」とか「この絵はダヴィンチの作品です」などが考えられます。
お礼
D-Gabacho様 ご回答いただき、ありがとうございます。 話す人に近いか、そうでないか、日本語のニュアンスって、本当に難しいですね。 参考にさせていただきます。 この度は、教えていただき本当にありがとうございました!
- kon555
- ベストアンサー率51% (1842/3559)
ケースバイケースですし文脈次第で大きく変わりますが、原則としてはその後に語る話題の主体で使い分ければいいですよ。 例えば画家の生涯について語りたいなら◯◯が書きました、とします。 絵の遍歴というか、どんな風に人手を渡ったか、などについて語りたいなら◯◯によって描かれました、とします。 読む側からすると、文章を読むと上記のような『その後の話題、展開』というものを無意識に予想します。脳内でイメージを作る際のピント合わせ、といってもいいでしょう。 受身形を上手く使うと、このイメージの焦点をコントロールすることができます。
お礼
kon555様 ご回答いただきありがとうございました! 主体で変わるということですね。 参考にさせていただきます。教えていただき、 本当にありがとうございました。<m(__)m>
- tootattatato
- ベストアンサー率34% (109/318)
英語を学ぶ日本人にも言えるのですけど(もちろん、私も含めてね)、何でもかんでも形だけ変えれば良いというものでも無いのです。 日常的には使う必要がないというか、受け身に限らず、敢えて文の形を変える必要はないことはたくさんあるのです。 今回の例文もその一つだと思います。受け身の文の形を取っているので、意味は通ります。ニュアンスもね。 英語で書くなら This art was drawn by Da Vinci ですから、このニュアンスのまま捉えればよろしいと思います。 しかし、冒頭に戻りますが、日本人の習慣として敢えてこの文の形で使うか、と言ったら、あまりないことと思います。 この絵はダヴィンチの作品です。 の方がまだ使われる。 律儀に受け身の形にした例文からはやや堅苦しさを感じます。 私としては、こんな意見です。 英語を学ぶ日本人が文法に拘りすぎて、いざネイティブと話すときに真っ先に指摘されることと同じだと思うところです。
お礼
tootattatato様 ご回答ありがとうございます! 文法も大事ですが、日本語の自然さも大事ですね。 参考になりました教えていただき、本当にありがとうございました!
お礼
ishi_saya様 ご回答いただきありがとうございました!<m(__)m> 参考にさせていただきます!