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数学教育の実態についての疑問
なぜ数学教育で論理的思考力というのが世の中の学校教育で蔓延しているのか?論理的思考力とは言語の記述力をもって得られるもので、数式を記述する力では得られないものだと思います。そもそも、数学は古代の歴史で、測量目的や数量計算目的の実用性に重きを置いていたと思います。それが何故か、現代の教育では数学で論理的思考力、数学的思考力といった非実用性に重きが置かれ、意味が分からない論理展開で、教授されています。なぜ、古代の歴史から数学は実用学問とされていたのに、どんどん変な方向に教育では数学が論理的思考力を身につけるといった、非実用性の方向に歪んでしまったのか?その弊害で、数学と物理の融合もされない教育で、工学へのステップアップがしにくい教育形態に変形しているように思います。皆さんはどのように思いますか?
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- pkweb
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こんにちは 確かに、数学教育において、論理的な思考力ばかりを重視して実用性を無視することは問題があります。 現代社会では、数学の実用性も非常に高く、数学と物理の融合によって、科学の進歩そのため、数学教育においては、実用的な応用例を用いた教育が必要であり、実際の問題解決能力を身につけることが重要です。 ただ、振り返りますと、数学教育で論理的思考力が重要視されるようになった背景には、数学的思考力が現代社会において必要不可欠なスキルであるという認識が広まったことが挙げられます。、問題解決能力や意思決定能力などは、人間が日常的に行う活動に不可欠なスキルであり、数学的思考力はその中でも特に高度な論理的思考力を身につけるための手段の1つとして進むられています。 また、数学は実用学問であると同時に、純粋数学としても研究されています。純粋数学は、数学の構造や論理を研究することによって、人間の論理的思考力の発展に貢献するとされています。そのため、数学の教育においては、純粋な数学的なアプローチが取り入れられることも必要と思います。
- f272
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> 数学は古代の歴史で、測量目的や数量計算目的の実用性に重きを置いていたと思います その当時の数学に相当するものの大部分は、現在では小学校と中学校で学びます。実用性は十分にあります。論理よりも計算力が重視されています。 その後のルネッサンス期頃までの数学は中学校から高校、大学初年級で学びますが、それ以前の数学への反省から論理的に考えることが大切にされました。あなたが感じているのはそういう時代の数学でしょう。小学校中学校で計算能力を高めることのなかった人が、その後に論理的に考えろと言われても、納得するのは難しいかもしれません。そうであれば、まずは論理的でなくてもよいので力技で答えを出せるようになって下さい。そうすれば論理の大切さがわかるようになります。 > 論理的思考力とは言語の記述力をもって得られるもので、数式を記述する力では得られないものだと思います。 数式は言語の一種です。自然言語のように汎用的な記述能力はありませんが、表現したいことを記述することができる専用の言語です。その言語を理解していないので意味が分からない論理展開と思うのです。もちろん数式ではなく自然言語で記述することも可能ですが、数式よりもはるかに長くなって煩雑になります。よほどその方が学習者にとっては大変です。 > 数学と物理の融合もされない教育で、工学へのステップアップがしにくい教育形態に変形しているように思います。 それは高校での学習時期が数学と物理では違うためです。高校3年間では物理の学習をするときに必要な数学の学習が終わっていないという状況ですからある程度は仕方がありません。学習の進んだ人は学校の進度とは関係なく勝手に融合させていますよ。