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歴史科目の必要性について。

英語や国語は実用的ですよね。 理系科目も論理力養成のため、また技術者の道具として必要なものです。 しかし歴史なんて学ぶ必要はまったくないと思います。 はっきし言って歴史なんて古臭い事を学ぶよりも、 政治、経済、法律の教育に力を入れたほうがよほど個人、社会の ためになるのではないでしょうか。 まぁ教養として少しくらい教えるくらいはいいと思いますが、 受験科目としては、歴史はふさわしくないと思います。皆が必死に なる受験の科目は、本当に必要な事のみに限るべきだと思うからです。 そこで質問です。 日本史、世界史を受験科目にするのは、廃止すべきだと思いますか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • tewpi
  • ベストアンサー率36% (255/707)
回答No.14

質問者さんのおっしゃりたいこと、分かるような気がします。 私は法学部出身なのですが、中高一貫の学校へ行ったため高校入試の無い気楽さから、中2の時に落ちこぼれ、高校3年時にはまったくのダメ高校生になっていました。 高校レベルどころか、中学生の2次関数も現在完了形すらもわからないままだったのでとても行ける大学は無いと海外留学へ逃避し、4年間アメリカで学んだ後、日本へ帰国しました。 帰国後一念発起し、日本での大学進学を決意し幸い第一志望である大学へ入学できました。 しかしいざ法律の勉強を始めてみると自分があまりに歴史を知らないことに唖然としました。 大学は一応「私学の雄」と言われる一流校だったので、中高でしっかりと歴史を学んできた周りの学生に比べ、中高落ちこぼれで全然歴史を学んでない私(しかも入試は政経選択)との差はそれは大きいものでした。 そういう意味で、他の回答者の方々が言われるとおり歴史の重要さは身にしみて感じています。 ______________________ しかし質問者さんのおっしゃることにも、別の観点からとても重要な点が述べられていると感じるのです。 先日このサイトで「親に選挙へ行けと怒られたのですが、衆議院議員と参議院議員、県会議員など全て同じと思っていました。それぞれどう違うのですか?」みたいな内容の質問が出されていました。(見た感じネタでもないみたいでした) 実際世間には警視庁と警察庁、検察庁の違いも知らない、集団的自衛権どころか自衛隊と海上保安庁の区別もつかないとか。 いやそれどころか中には公定歩合って言葉も契約法のイロハも知らず会社を経営してる人間も居れば、総理大臣と自民党総裁の違いも分からず飲み屋で一国の行く末を語ったり、果ては芸能界などでの知名度から国会議員として多額の歳費を貰ってる者さえいるのです。 つまり歴史や科学等の「教養」はさておき、現代人としての「最低限知っておくべき知識」さえあまりに現状はお粗末すぎる側面があるのです。 例えば多くの巨大詐欺被害の報道を見たり、(主義・立場の違いとは別に)あまりに稚拙な政治的主張を見たりすると、質問者さんのおっしゃる「国民にはもっと政治法律経済などの常識を義務教育レベルで教える必要がある」って主張には一理あると言わざるを得ない面があるのは事実だと思います。

その他の回答 (14)

  • at9_am
  • ベストアンサー率40% (1540/3760)
回答No.15

> 日本史、世界史を受験科目にするのは、廃止すべきだと思いますか? 思いません。 というか、受験の意味を間違えています。 受験とは、基礎学力があることを測っているのではなく、勉強するための基礎体力があるのか、つまり、受験までに受験のためにどれだけの努力を傾けられたか、その結果をどれだけ身につけられているのかを測っているのです。 これらの基礎体力としての学力(例えば論理的能力、暗記力、長時間の集中力など)を測っているのが受験であり、それぞれ力点の置き方が違う(例えば理系ではより数学という言語を使った論理的能力が求められる等)ので、学部によって受験科目が少しずつ違うわけです。 特にセンターなんかがこの傾向が顕著です。出る問題は決まっているので、あとは繰り返し早く正確に、ということで、複雑なテトリスのようなものです。しかも出題内容を全く聞いたことがなくともテクニックである程度カバーできます。 要するに、受験科目の「歴史」は、暗記と推論を導く能力の二つが試されている複雑なパズルなんです。だから、違うものでも構わないのですが、すでに科目として確立されていますので、世界史・日本史を科目から廃止することは反対です。 歴史をきちんと学ぶのであれば、近現代史から遡っていくのが一番正しく、また、歴史を学ぶ上では年号を覚える必要もあんまりない(物事の順番や関連性を知ることは重要だが)と思います。 実際、大抵の欧米諸国では、近現代史から遡る方向に歴史を教えていますが、日本では大抵、時間切れで近現代史は教えないですね。

kaaaiii
質問者

お礼

みなさん、ありがとうございました。 色々な意見を書いてもらいましたが、 私の意見としては、No.14さんの意見に近いです。 まぁ人それぞれ意見があって言いと思いますが。 数々のご意見、ありがとうございました。

  • sentens
  • ベストアンサー率9% (18/196)
回答No.13

廃止すべきではない。 廃止する事によって、中国との国交悪化・メリケンとの国交悪化・土人との国交悪化に繋がりかねないと思います。 (少々、差別用語あり) それだったら、数学以外全部廃止になりますよ?

  • fuss_min
  • ベストアンサー率11% (89/746)
回答No.12

確かに暗記クイズのような中学校の歴史の試験には反対。 私も暗記は得意だったが、歴史はどうも好きになれなかった。 しかし、社会に出てから歴史に興味を持った。 別に学問として専門的に学ぶ必要は感じていない。 私の場合、ある事件をきっかけに戦後史に興味を持った。 川崎の万引き少年死亡事件と、それによる書店閉店騒動である。 そこから私は、白色人種による日本占領と黄禍論について、考察、探求している。 「頭がおかしい。狂っている。」などと言う奴がいる。 言いたい奴は言えばいいと思っている。 http://okwave.jp/qa3652405.html 先日、私が行ったアンケートである。 質問文と良回答ポイント付の回答、そしてそれに対する私のお礼文や、 その中のリンクを参照いただきたい。 参考になれば幸いである。 学校の科目としての歴史は、それらの補助にはなるのではないでだろうか? 私は賛成。 ただ、学校で教わったことをそのまま信じるかどうかは、 それぞれの個人の内面の問題だと考える。

  • hurasuke
  • ベストアンサー率18% (191/1056)
回答No.11

 人類の歴史は戦争の歴史だとも言えます。過去の失敗がどのようなものであったのかわからないからこそ、今なお愚かな戦争が起きるんです。  地球上の生物の中で人間だけが歴史を持っています。先人たちのしてきたことを学習して、初めて明るい未来が開けるものです。  ですが受験科目という一点で話をするなら、英語も国語も理系科目も歴史も必要ないと思います。中・高と6年間勉強して話せない英語、書き順すら覚えられない国語、受験が終わって忘れる理系科目、行間を理解しない歴史・・・全て無意味ですね。入学に厳しく卒業に甘い大学など何の価値もありません。学問とは事務処理能力の高さを養う為のものではないと思いますね。  実用性を論じるならば、読み書きそろばんで充分事足ります。

  • ykoba1218
  • ベストアンサー率12% (33/254)
回答No.10

 廃止すべきとは思わない、という意見で一致しているようですね。  私もそれに賛成です。 >現代では、織田信長がなにをやったか知ってる人でも、 >総務省が何をやってるか知らない人がいます。 >集団的自衛権について知らない人がいます。 >サブプライムローンって何?っていう人がいます。  これは単にニュースを見ていないだけでしょ。  受験勉強も結構だけど、ニュースぐらい見ろと言ってやって下さい。

  • jamiru
  • ベストアンサー率5% (170/3044)
回答No.9

温故知新って言葉があったよーな。

  • Forseti
  • ベストアンサー率19% (84/431)
回答No.8

自国の歴史を知ることは当然のこと。今の世界は一国で成り立たないから他国の歴史を知ることも当然。 それは、自分の国がどのような変遷をたどったかを知ることは、自分がこの国の人間なんだという意識を育てる。 それがなければ国家というものは成り立たたない。 歴史を個人に置き換えれば直感しやすい。子供の頃からのすべての経験があなた個人を作り上げている。 どの経験がかけても同じ人間にならなかったではず。つまり、現在を知るには太古の昔から知らなければならない。 例えば、日本の諸外国からのイメージといえば、つまるところ江戸時代。 現代史だけしかしらない者が、海外で日本人だというアイデンティティを持ち続けられない。 また、人は経験から回答を導き出すことは多々ある。そのためには過去を知らなければならない。 そのために歴史学がある。いついつの時代のどこどこの文化や、ある特定分野の歴史を学ぶことは実用的である。 つまりは他の教科と同等である。 受験程度の歴史は、高校の数学や英語や国語と同様に社会ではまったく通用しないもの。ただの入門。 これなくして、実際に使えるものにはならない。 というか単に日本の歴史が長すぎて、連綿とした歴史の流れを想像できないだけでは? アメリカのように200年ちょっとの歴史ならよかったのにね。

  • shigure33
  • ベストアンサー率11% (17/146)
回答No.7

>日本史、世界史を受験科目にするのは、廃止すべきだと思いますか?  思いません    ま、学生の時は自分の苦手な教科の試験なんて嫌なもんですよね♪(苦笑)  質問者様は『理系は論理力の為』とおっしゃってますが、理数系科目じゃなきゃ論理力って伸びませんか?  歴史だって論理的に物事を考える力って必要です。  年号や出来事の暗記…だけじゃ無いですよ?  高校受験か大学受験かは、質問文からは理解しかねますが…日本史世界史が受験科目でない学校を選んではいかがですか?(苦笑)        

  • neko_noko
  • ベストアンサー率45% (146/319)
回答No.6

受験科目から廃止する必要はないと思います。 ただ、世界史や日本史と現代社会、政治経済が同じ位のメジャー度であっても良いとは思う。 (今は知らないけど、自分が受験したころは現代社会、政治経済はかなりマイナーだった) >英語や国語は実用的ですよね。 >理系科目も論理力養成のため、また技術者の道具として必要なものです。 >しかし歴史なんて学ぶ必要はまったくないと思います。 これは捉え方の問題だと思います。 他の回答者さんが言ってるように歴史が必要という意見もあるし、 国語も古文、漢文が何の役に立つ?とも言えるし、 数学も高校でやるレベルだと実社会で役に立つか(技術者は除く)? という意見も確かあったはず。 受験が終わった人間だから言えることではあるけど、 今思えば無駄な科目はなかったなあと。 要は自分がその科目にちゃんと向き合えてたかどうか、 昔まじめにやってなかった物理や数学も今見れば結構おもしろい。 勉強は受験のためだけにやるのではないので。 なので、「廃止」はまったく不要。 必要な科目(現代史など)はさらに勉強すればよい。 (と言うと今の学生から大クレームだよなあ…)

noname#51242
noname#51242
回答No.5

>それって、法律や政治の専門家の話ですよね。 >そうじゃなく、受験科目なのですから、一般市民の話です。 いいえ、ごく普通の学部の大学生レベルの話です。 では法学部を例にとってみましょう。 法学部で学ぶのは、大きく分けて基礎法学と法解釈です。 基礎法学というのは、ローマ法とか法制史、法哲学などですね。法の基礎を探求する学問です。 法解釈学というのは、民法だの憲法だの個別の法律の解釈です。現実に起こり得る法的な争いを解決する基準を学ぶ学問ですね。 法学という学問は、基礎法学と法解釈が車の両輪です。基礎法学を軽視して、国家試験に出るような法解釈ばかり勉強しても、それは砂上の楼閣というものです。解釈学だけでは法学を学んだことにはなりません。 ローマ法を学ぶ上で、古代ローマ史の基礎知識は必須ですし、法制史を学ぶにしても、歴史は前提です。 西洋近代史、特に市民革命の歴史や、ロック・ルソーあたりのごく基礎的な思想を知らずして法哲学や法思想史、それ以前に法学自体、学べたものではありません。 政治にしても経済にしても同じことでしょう。 およそ大学生が社会科学を学ぶ上で、歴史の理解は避けて通れません。 表面的な理解では、メッキはすぐに剥がれます。 集団的自衛権はサブプライムローンなどの時事は、各自で新聞を読むなり、NHKのクローズアップ現代でも見るなりすれば良いと思います。 織田信長を知らない日本人が集団的自衛権や経済を語る方がわたしは怖さを覚えます。 歴史は古臭い過去ではなく、人類のデータベースです。 人類の歴史は自由獲得の歴史です。その歴史を知らずして薄っぺらいメッキで憲法や人権を語る法学部生がいるとしたら、そんなものには学位記は与えられないでしょうね。

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