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「祭り」の読み方と意味

「ノルウェイの森」(縦書き)の最初の一ページの真中に、「多くの祭りのために」が書いてあります。「祭り」という単語の右に「フエト」という振り仮名がつづってあります。ここの「まつり」は「フエト」と読むべきのでしょうか。どういう意味でしょうか。 ご存知の方、よろしくお願い致します。(日本語を勉強しているので、まだまだ文章がうまく書けません。質問文の中で不自然な表現がありましたら、それも併せて指摘していただければ助かります。)

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  • ChM
  • ベストアンサー率56% (875/1559)
回答No.3

私は小説家ではありませんが、「物書き」のひとりです。 日本語の文章を表すとき、ときどきご質問のような使い方をすることがあります。「祭り」(あるいは「祭」)の読み方は「まつり」ですが、これに特殊な意味を持たせたい場合や、これを強調したい(読者の注意を引<惹>きたい)場合に、別の言葉(多くは外国語)で振り仮名をつけることがあります。 例えば「この機会を逃したら・・・」の「機会」に「チャンス」と仮名が振られている文章に接したことがあります。「機会(きかい)」と「チャンス」は同じ意味ですが、作者は「機会」と書いて、「チャンス」と読んで欲しかったのでしょう。 「フエト」の直接の意味は知りません。ノルウェー語の「fest」には祭り(英語のfestival)の意味がありますが、これに関係ある言葉かもしれません(この部分、回答内容に自信ありません)。 ご質問の文章は、立派な日本語です。1か所だけ指摘させていただきますと、「・・・と読むべきのでしょうか」は、「・・・と読むべきでしょうか」または「・・・と読むべきなのでしょうか」とするのが正しい用法です。

awayuki_ch
質問者

お礼

ChMさん 早速のご返事ありがとうございました。 専門家の方の意見をいただきまして、非常にありがたく思います。 「チャンス」のあの例はとても理解しやすいです。 ご指摘にも心から感謝致します。 いい勉強になりました。 これからもよろしくお願い致します。

その他の回答 (5)

  • zephyrus
  • ベストアンサー率41% (181/433)
回答No.6

とりあえず単純に考えてフランス語の「祭り」「祝祭」でいいと思います。「フェト」ですね。 http://machaut.uchicago.edu/cgi-bin/FR-ENG.sh?word=fe%5Ete なんとも意味深長なルビで、この一語によってこの小説の奥行きがぐんと深くなりました。 うまいもんですね。 ご質問の文章のほうですが、 ■「多くの祭りのために」が書いてあります。 のところは、 ●「多くの祭りのために」と書いてあります。 のほうが、より自然かなと思いました。 もう一ヶ所、 ■「フエト」と読むべきのでしょうか。 は、「の」もしくは「べき」がいりませんね。 「の」を省くと、 ●「フエト」と読むべきでしょうか。 「べき」を省いて、 ●「フエト」と読むのでしょうか。 いずれもすっきりした表現になります。 あるいは、意外だという気持ちを言外にこめて、 ●「フエト」と読むべきなのでしょうか。 とも書けますが、今回のご質問文中では強調のしすぎかなと思いました。 以上です。 美しいものをどんどん身に着けてください。ひそかな応援者の一人として。

awayuki_ch
質問者

お礼

zephyrusさん 早速のご返事ありがとうございました。 いい勉強になりました。 ご添削にも心より感謝致します。 覚えておきます。 応援してくださって、本当にありがとうございました。 これからもよろしくお願い致します☆

回答No.5

単純に考えれば、フランス語で「祭り」を表す「fete」の発音の日本語表記「フェト」をルビに使ったということなのでしょう。 また、別の考え方をすれば、英語で「feto-」「foeto-」、ポルトガル語で「feto」は、いずれも「胎児」を表す言葉です。 これはあくまで推測ですが、作者の村上春樹氏は「胎児」から「生命」を連想し、人が生きている喜びを表す「祭り」と結び付けたかったとも考えられなくはないでしょう。

awayuki_ch
質問者

お礼

matchboxtwentyさん 早速のご返事ありがとうございました。 いい勉強になりました。 とても新鮮味を感じられる推測だと思います。 大変いい参考になりました。 今『ノルウェーの森』を読んでおります。 時々分からないところがあります。 これからのご指導もよろしくお願い致します。

  • shangyan
  • ベストアンサー率41% (117/284)
回答No.4

読むべきかというよりは、作家がそう読んでほしいと言うことです。普通の日本語で「祭り」をすべてフエトと読むということではありません。 小説で昔からよく使われる手法です。江戸時代の本には「閑話休題」という漢字に、「それはさておき」と振り仮名が振ってありました。漢字で視覚的に意味が分かるうえに、日本語としても読めます。 ここでは「フエト」と読んで、その意味は「祭り」だということです。「フエト」がどこの言葉か知りませんが、英語のfestivalと関係ありそうだと思います。 でも、その『ノルウェーの森』の副題「多くのフエト(祭り)のために」の意味はいまだに分かりません。 村上春樹しか分からないことではないかと思います。

awayuki_ch
質問者

お礼

shangyanさん いつもお世話になっております。 早速のご返事ありがとうございました。 いい勉強になりました。 「閑話休題」の例を知ることが出来てとても嬉しいです。 今『ノルウェーの森』を読んでおります。 時々分からないところもあります。 shangyanさんはこの小説を読んだことがありますか。 疑問がある時、shangyanさんのご存知の知識範囲では、智恵を貸していただけないでしょうか。 どうぞよろしくお願い致します。

  • gonic
  • ベストアンサー率30% (18/59)
回答No.2

「フエト」ではなく「フェト」なのではないかと思います。ルビの部分は字の大小を判断しかねる場合があって、すこし厄介ですね。 フランス語の fête (祭り、festival)という単語を使っているのだと思います。 通じやすい言葉で言うなら「祭り」になるけれども、雰囲気や印象などを考えると自分はここでは「フェト」という言葉を使いたい。そういう考えがあってこういう書き方をしているのだと思います。 ですので、音読する時はルビの通りに読めば良いと思います。 一般の人には分かり難いような外国語の単語や業界用語を使う時、こういう書き方をすることがよくあります。

awayuki_ch
質問者

お礼

gonicさん 早速のご返事ありがとうございました。 いい勉強になりました。

  • silpheed7
  • ベストアンサー率15% (1086/6908)
回答No.1

ここでもフエトとルビ(ふりがな)がありますね。 http://members.jcom.home.ne.jp/type99/nj/other/2001xmas.html 祭りと呼んでもフエトと読んでもいいと思います。 (本来、祭りにはフエトと言う読み方はありません)

awayuki_ch
質問者

お礼

silpheed7さん 早速のご返事ありがとうございました。 いい勉強になりました。

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