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土中入定のアイディアはどこから?

日本の即身仏は土中入定をしますが、インドのヨガ修行にも土の中に入るという修行があります。インドでは古代から行われているそうです。 やはり即身仏信仰の土中入定のアイディアはインドのヨガから来ているのでしょうか?もしそうだとしたら、インドで土中入定の修行はいつ頃から始まったのでしょうか?そして、この地面の下に入って瞑想する修行はどの経典のどの部分に書いてあり、名称を何ていうのでしょうか?誰かご存知の方、教えてください。よろしくお願いします。

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  • oska2
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回答No.1

>日本の即身仏は土中入定をします その通りですね。 自ら「仏になる目的」で、地中に入り修行します。 >即身仏信仰の土中入定のアイディアはインドのヨガから来ているのでしょうか? ヨガとは、別物でしようね。 ヨガは、死を求める業ではありません。 ヨガが終われば、土中から出てきますよね。^^; 対して、土中入定は「自らの死」を願う業です。 一度入ると1000日後には、即身仏です。 >地面の下に入って瞑想する修行はどの経典のどの部分に書いてあり、名称を何ていうのでしょうか? 実は、はっきり分かりません。 1040年頃の「大日本国法華経験記」では、「断食で身を清めた後で焼死する=仏に自らの肉体を捧げる」とあります。 江戸時代になると、即身仏が多くなります。 1690年頃の「亀鏡志」には、即身仏になる為の作法が書かれています。 即身仏は、江戸期が多いですよね。 明治になって、禁止になりましたが・・・。 ※未だ、地中には未発見の即身仏があるようです。^^;

pablobanana
質問者

お礼

ずっと同じ線上にあるものだと思っていたので、かなり混乱してしまい、理解ができなかったのかもしれません。別物だということで、何だか理解が深まったように思います。 そういえば、即身仏に関する本で(タイトルは忘れました)、死に憧れて、焼死や水死を行った人たちが多くいたということが書かれていました。具体的な本のタイトルまで上げて頂き、大変恐縮です(泣) 「亀鏡志」という本の存在を知らなかったので、早速チェックしてみようと思います。 地中には未発見の即身仏! 火事で燃え焼けてしまった即身仏があるということなので、新しく発見されて祀られるといいのですが・・・。即身仏の例から、日本人は何でも究極に極めたがる人種だなとつくづく思います。 色々な情報を本当にどうもありがとうございます!!!

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  • dedypraja
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回答No.2

日本の即身仏信仰については、古代中国の仏教と密接な関係があり、その影響を受けたと考えられています。ただし、具体的にどのようなルートを通じて土中入定が伝わったかは明確ではありません。 一方、インドのヨガにおいて、土中入定が行われることはあまり知られていません。インドのヨガの伝統には、修行者が厳しい条件下での瞑想や苦行を行うことが含まれており、その中には長時間の座禅や断食、禁欲、苦行の中での呼吸法などがありますが、土中入定についての記述はあまり見つかりません。 したがって、日本の土中入定がインドのヨガから来たとは考えにくく、独自の発展を遂げたものと思われます。具体的には、日本の修行僧たちが、厳しい自然環境の中で修行を行う中で、土中入定を発展させたと考えられています。 なお、土中入定についての具体的な経典や名称については、明確なものは存在しません。伝統的な修行方法として、口伝えで受け継がれてきたものであると考えられています。

pablobanana
質問者

お礼

詳しくご説明をしてくださって、どうもありがとうございました!大変参考になりました。”独自の発展を遂げたもの”と言うところに「なるほど〜」と思いました。日本はなんでも海外から輸入したものを自分流にその後発展させるのが得意なんですね。本当にご回答どうもありがとうございました!

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