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今「阿部昭」がかいた文章を読んでいます。テーマは「命」です。
外人です。今「命」という文章を読んでいます。分からないところがあります。教えていただけませんか。よろしくおねがいします。 次はこの文章の一部分です。 それはともかく、動物の行動を見ているだけでも、私には楽しい。彼らが、松やいぬアカシアの幹を、垂直に、一気に、何メートルも駆け上がったり、飛んでいる虫を捕ろうと宙高く踊りあがったりするのを見るたびに、動物ってなんと無駄のない正確な運動をするんだろう、と今さらのように感嘆するのだ。 畜生のあさましさ、などという言葉が人間にはあるが、そうとばかりは言えない。人間の母親でさえ、子供を生むこと育てることをいとい、捨てたり死なせたりする世の中なのに、猫の育児は細心の情愛と無限の忍耐そのものである。 質問(1)「畜生のあさましさ、などという言葉」は何の意味ですか。ほかの言葉で言い換えることができますか。 分かりやすい言葉で説明してくださいませんか。
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こんばんは。 > 質問(1)「畜生のあさましさ、などという言葉」は何の意味ですか。 「畜生」というのは、もともと仏教用語から来た言葉ですが、一般には、人間以外の動物、広くは鳥や虫や魚も入れた人間以外の生物の総称として使います。時には人間に対しても、不道徳で人間らしくない行いをする人を軽蔑した言い方で「畜生」と言ったりします。 「浅ましさ」とは「愚(おろ)かさ、醜さ、情けなさ、見苦しさ」のことですので、 この文での「畜生の浅ましさ」を簡単に言い換えると 「(人間以外の)動物の愚かさ」(beast's foolishness)となるでしょうか。 ……そういう言葉が人間の世界にはあるが、動物ばかりがそうだとは言えない。人間の母親でさえ子供を生むこと育てることを嫌い…… と続きます。
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- prashanthi
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aifen さん こんにちは。 > 質問(1)「畜生のあさましさ、などという言葉」 鳥獣虫魚は 人間らしい理性がなく 愚かだ(バカだ) などという言葉 仏教思想で 人間界の下に 畜生界という世界があります。 あなたは 人間らしい理性を持たない 人間界の下の 畜生界の悪い性質を持つ 人だ 畜生のあさましさ という言葉は 鳥獣虫魚はバカだ と言っているのではなく そういう人 を表現するときに使います。 わからないところがあれば また 聞いてください ^^ ... 。
お礼
教えてくださいましてどうもありがとうございました。 また教えてください。お願いいたします。
私も「畜生のあさましさ」って初めて聞いたんですけど、 検索してその使われ方を見たところ、動物(特に野生動物)に対して使うようなんです。 ♯1の方が書かれているように、「畜生」と「あさましさ」を分けて意味を見ると、動物の愚かさ、という意味です。 どうやら、動物の本能むき出しの行動を、自分たちがいちばん進化していると思っている人間が上から見下ろして「見苦しい」とバカにしている言葉のようです。 たとえば、鳩にエサをやって、我先にと鳩ががっついて来る場面などに「畜生のあさましさよ」なんて使われていました。 『畜生のあさましさ、などという言葉が人間にはあるが、そうとばかりは言えない。人間の母親でさえ……』 という部分をかなりくだいて言うと、人間は自分を知能の高い生き物だと思って動物を見くだすけれど、理性を知る人間でさえ子供を捨てたり死なせたりする人がいるのに、猫はちゃんと育てている、ということだと思います。
お礼
分かりやすく教えてくださいましてどうもありがとうございました。すごく役に立ちましたよ。
お礼
分かりやすく教えていただきましてどうもありがとうございました。すごく役にたちましたよ。感謝の気持ちがいっぱいです。ほんとうにありがとうございました。