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名人・名工のおすすめ図書

「肥後の石工」なんかが好きなんですが、おすすめの職人本はあるでしょうか。 小説だといいのですが、伝記でも。

質問者が選んだベストアンサー

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  • kine-ore
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回答No.4

#3です。 >ちょうど今、「名工出世談」を読み終えたところです。 他の本も読んでみます。戦国歴史物はちょっと苦手です。  : 露伴の日本語は、漢語の奥行きを利して、キリキリと絞り上げるように描くため、今日では馴染みにくくなっているかもしれませんが、味わい深さと余韻では一番でしょう。 「火天の城」など映画になったりしたため、戦国武将の面ばかり目立ちますが、山本兼一の作品は実に緻密に職人の技巧を掘り下げていますから、忌避せず一度は手にしてみてください。 この山本兼一の「花鳥の夢」は狩野永徳の英術的懊悩を描いていますが、阿部龍太郎の「等伯」はそれを長谷川等伯側から描いたもので、両書は好一対をなしています。 なお、職人気質では佐江衆一の「江戸職人奇譚」や、飯嶋和一の「始祖鳥記」なども見落とすことができません。

OTTO-TTO
質問者

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ありがとうございます。露伴いいですね。職人物がなかったら露伴を読み進めようかと思っていました。 >緻密に職人の技巧を掘り下げ 山本兼一作品も楽しみになりました。 「江戸職人奇譚」これは完全にはまりそうです。 「始祖鳥記」評価の高い作品ですね。 杵折さんのような読書ガイドさんがいると読書が楽しくなりますね。 またこちらで相談させてください。

その他の回答 (3)

  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.3

幸田露伴…「五重塔」「風流仏」「幻談」「名工出世談」 新田次郎…「強力伝」「算士秘伝」「槍ヶ岳開山」 山本兼一…「火天の城」「白鷹伝」「雷神の筒」「いっしん虎徹」

OTTO-TTO
質問者

お礼

ありがとうございます。 ちょうど今、「名工出世談」を読み終えたところです。 他の本も読んでみます。戦国歴史物はちょっと苦手です。

回答No.2

職人ということですね。 宮大工の西岡常一氏とその弟子小川三夫氏の著作は、ほとんど読みましたが、どれも良かったです。 『木のこころ 仏のこころ』。西岡常一氏と仏師・松久 朋琳 氏の対談です。 https://www.shunjusha.co.jp/book/9784393136393.html 薬師寺西塔再建。東塔より1尺2寸高くした。1300年経ったら縮んで東と同じ高さになる。 百済観音はとても美しいと言われているが、縮んで、狂うて良くなったのでは・・。衣文も木がねじれて、今の美しさ。 『木のいのち 木のこころ』西岡常一、小川光夫著。 https://bookmeter.com/books/53051

OTTO-TTO
質問者

お礼

ありがとうございます。 宮大工いいですね。読んでみます。

  • DESTROY11
  • ベストアンサー率23% (804/3490)
回答No.1

「メタルカラーの時代」「匠の時代」なんかどうですかね。 超巨大建築からマイクロマシンまで、現代の超技術を生み出した技術者へのインタビューです。

OTTO-TTO
質問者

お礼

ありがとうございます。プロジェクトX的な書籍ですね。読んでみようと思います。 もっと昔の「鑿一本、鋸一丁」のような話が読みたいのですが。

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