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五段活用と上下一段活用の数え方について
混乱気味のため、駄文で誠に失礼します。 五段活用は「あいうえお」の五段階で活用されることが由来かと思います。 一方、上一段と下一段は「う」を軸として、上に一段(い)、下に一段(え)だと思うのですが・・・・・・ 質問1) それは「う」をゼロとして上一段、下一段だという解釈でよろしいのでしょうか。 質問2) 仮にそうであれば、どうして五段活用は「五」なのでしょうか。 「う」が軸(ゼロ)であれば、四段活用とする方が(個人的には)しっくりする気がします。 この「う」を軸とするという概念は、上下一段においてのみで、 五段活用ではそのようには解釈しないということでしょうか。 平易な日本語でご回答くださいますと大変助かります。 どうぞよろしくお願いします。
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「う」を軸として、が違います。 上一段活用は活用語尾が「い・い・いる・いる・いれ・いろ・いよ」で「い」ばかり登場する、という見方です。だから「い」の段だけの一段活用。下一段活用の「え」の段よりも上にあるから「上」一段活用と呼ばれる、と理解するとよいでしょう。 それなら「あ・い・う・う・え・え・お」と活用する五段活用が「五段すべて登場する」という見方とも整合します。 ちなみに古語の文法では「い・い・う・うる・うれ・いよ」と「い段」と「う段」が登場するので二段活用と呼ばれます。
お礼
早速のご回答を有難うございました。 お礼が遅くなり失礼しました。 > 「う」を軸として、が違います。 ここに驚き、その後文献探しをしているうちに時間が経過してしまいました。 私の現時点の理解では「う」を軸とした「上・下」に間違いはないように思うのですが、いかがでしょうか。 しかし「う」を軸として「一段上または下」はご指摘通り間違いであったことはよく理解できました。 有難うございました。 もしまだ私が誤認しているようでしたら、恐れ入りますが再度ご教示くださいませ。 よろしくお願いします。