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LC-ESI-MSとLC-MADLI-MSの違い・使い分け
(1) イオン化法が違いますが、 どのような結果的な違いがあるのでしょうか。 (2) 2台お持ちの方、購入予定の方は、どのような使い分けをしているのでしょうか。 特に、タンパク・ペプチド・糖鎖等について、回答頂けますとうれしいです。 MALDI-TOF-MSに、LCも付いて「おっ!」と思ったのですが、 高質量が1価で見れる事は良いが、それだけ? 両方ともタンパクや糖鎖等は測れますし、 MALDI-MSはバッチ法、LC-ESI-MSはカラム法の使い分けで良いのでは。 MALDI-MSにLCを付けるLC-MALDI-MSの存在がイマイチ良く分かりません。 宜しくお願いします。
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- dolphino
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LC-MALDI-MSで検索すると下記が出てきます。 http://www.shimadzu-biotech.jp/datahall/tofms/qitap10.pdf#search='LCMADLIMS' これはOff-lineですがOn-lineもあります。どちらにしても結局はLCのあとスポットしてMALDIに持っていくということでしょう。 Off-lineの場合は手動も可能ですが分離後のスポットを行うロボットを使えばMALDIを既に持っている人に便利、ということかと思います。そしてロボットの値段はLC-MSよりは安い、けど凄く高い。 消化して得たペプチドに関してはLCの条件はほとんど決まっていてそのままESIに持っていけますが、未消化のタンパクを含めて、溶出液にバッファーを使わないといけない場合、直接ESIには使えません。MALDIも脱塩したほうがもちろんいいのですが、ESIに比べると塩の混入に多少の許容性があります。 ただ、イオン化能はESIの方がMALDIより強いので疎水性ペプチドにはESIの方が強い気がします。