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「お御り」
「お御り」とは、何と読み、どういう意味でしょうか。 時代小説を読んでいたら出てきましたが、わかりません。
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誤字脱字ではありませんか? 出版物はたまにそういったミスやチェック漏れがあるようです。 誤字脱字ではなくとも、見慣れない辞書などに載っていない言葉は前後の文で判断するしかないです。
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- Nakay702
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>「お御り」とは、何と読み、どういう意味でしょうか。 時代小説を読んでいたら出てきましたが、わかりません。 ⇒私も回答No.5さんの「何かの間違い」説の可能性が一番高いように思います。 それでも、念のためと思い、『漢和大字典』を調べてみましたら、その448ページに「御」の字の古訓として23とおりの読み方が書いてありました。次のとおりです。 《(1) アカム、(2) アツ、(3) アフ、(4) アリク、(5) ウナカス、(6) オホム、(7) コタフ、(8) コフ、(9) サフラフ、(10) ススム、(11) ソフ、(12) タカフ、(13) ツカサトル、(14) ツカフ、(15) トトノフ、(16) トトマル、(17) ノリ、(18) ノル、(19) ハムヘル、(20) フセク、(21) ムカフ、(22) ワカツ、(23) ヲサム》 以上のうち、(16) トトマルは今の「留まる、止まる」でしょうね。もし、この時代小説の「お御り」が「何かの間違い」でないとしたら、次に考えられるのがこれかも知れませんね。つまり、「お御り」=「おとどまり」です。もしこう読むなら、その意味は「これ以上の詮索や批難はせずにとどめておく」といったニュアンスでしょうか。 以上、信憑性のほどは分かりませんが、一縷の可能性にかけてお答え申しあげます。
お礼
大変丁寧に詳しく調べていただき有難うございました。 出版社に直接、問い合わせても返事は来ず、 思い余って、文庫本になっていないかと思い書店に行きました。ありました! そっと立ち読みすると、その箇所は「お叱り」となっていました。 誤植だったのです。文庫本化するときに直したものでしょう。 皆様お騒がせしました。もっと早くにこの方法に気づいて確かめればよかったです。 しかし、文藝春秋社という大出版社が、藤沢周平という大家の本を、こんなに杜撰に作っていたとは驚きです。他にも送り仮名に怪しい所がいくつかありましたが、許容範囲もあり、チェックもしなかったので、今となっては確かめようもありません。 新潮社の校閲部ように、1字1句を「逆読み」して点検しないと、ダメですね。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
#4です。補足ありがとうございます。 「御」には下記では読みが八種出ていますが、訓は「おさめる」一つです。 https://mojinavi.com/d/u5fa1 1。前後では、「り」が送ってありますので四段か上二段のラ行(ラ変ではないでしょう)の動詞の連体形(名詞形)のようです。 2。「収める」も「治める」も文語では「おさむ」でマ行 3。意味だと「叱る」ですね。時代劇ドラマの台詞で大岡越前か誰かが「この度はただ叱り置く、以後はただではすまぬぞよ、しかと心えよ」とか言いそうですね。 4。まあ何かの間違いでしょう。
お礼
誤植の可能性が大、ですね。 しかし、平成元年に出されて翌月に直ぐに二刷に入った人気本にしては残念ですね。 多くの読者に愛された証でボロボロ状態なのに誰も気づかなかったのでしょうか。 あるいは後の版では直っているかもしれません。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
ぼくの考えでは、下記のように収める、治める、司る、と言う読みはありますが、 https://mojinavi.com/d/u5fa1 前に「お」、後ろに「り」では不十分で、ただ時代小説にあったと言うだけでは、その前後の文章を見せてくださらないと正確なことはわからないと思います。
お礼
前後はこうです。 「朝田や内藤が係だったらお御りだけで済んだかどうか」 若侍が失敗したが、その父親が画策し家老に働きかけて、「厳重注意」だけで済ませてもらったという話の流れです。
- mt_mh
- ベストアンサー率24% (281/1149)
- mt_mh
- ベストアンサー率24% (281/1149)
「おはべり」と読んで意味が通りませんか? 御る(はべる)=侍る(はべる)?
お礼
通りませんね。 回答をありがとうございました。
お礼
誤植かもしれませんね。 お叱りーーーお御り 字はだいぶん違うのですが・・・