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開発費計上
繰り延べ資産について、大きな会社では、ほとんど計上してないようですが、なぜでしょうか。 研究開発費としてすぐ費用化せず、開発費として計上した方が適切な場合も多いのではないかと思うのですが。 基準があいまいなので、株主に対して現状をむしろわかりにくくしてしまう、などのことが理由でしょうか?
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研究開発費と成果を1:1で対応させることが難しいからだと思います。 研究開発の結果がある特定の製品だけに使われる技術であれば対応させられますが、その技術が幅広く使われる場合は、どの研究開発がどの製品に使われたかという、償却する上での切り分けが難しくなります。またその研究開発の一部が直近の製品に使用された場合は費用計上しなければならなくなります。 特定のプロジェクトでひとつの目標をもって専任で研究開発することは、企業ではまれで、並行してさまざまな研究開発が行われ、その成果はすぐに製品化される場合もありますし、何年も先に製品化する場合もありますし、実を結ばない場合もあります。
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- munorabu
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》株主に対して現状をむしろわかりにくくしてしまう、などのことが理由でしょうか? 私見ですが先ず、会計上とは違い税務上の開発費は任意償却であること、また期間損益は重要ですが2000年3月期から金融商品取引法で開示が義務付けられたキャッシュフロー計算書が重視されるようになったこと、或いは研究開発にコストが掛けられない企業が増えたことや例えばファイザーのように新型コロナワクチンの基幹技術が元はドイツ企業にあったことなど、買収や提携等により他社技術を利用し自社開発リスクのヘッジが国際的な主流であることなどが考えられます。
お礼
多面的な情報、誠にありがとうございます。
- tetsumyi
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繰り延べ資産は開発費には計上できないでしょう。 開発費は実際に支払った分を計上できるが見込み分はできないでしょう。 開発のための施設とか敷地として支払いがあれば計上できます。
お礼
ありがとうございます!
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