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研究開発費と開発費はどう区別するのですか?
よろしくお願いします。簿記を勉強しているもので経理の実務の経験はありません。 実務において、研究開発費と開発費はどのように区別するのでしょうか? 研究開発費→販売管理費の一項目 開発費→繰り延べ資産 という違いはわかりましたが、両者とも、新しい知識の習得や技術の獲得のために費やした費用、とのことで、違いがよくわかりません。 研究開発費はソフトウェア勘定のところで勉強したので、ソフトウェア関連の開発(新製品開発)は研究開発費で、それ以外の研究(物理的な省エネ技術など)は開発費、荷なるのでしょうか? 会社では、この部門は開発費、で、この部門は研究開発費、というように部門ごとに振り分けを決めてしまっているのでしょうか? 詳しい方教えてください。よろしくお願いします。
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会計規則集はお持ちでないのでしょうか。簿記を勉強なさるのなら必須だと思います。とりあえず関係部分を抜き書きしてみました。 開発費 財務諸表等規則ガイドライン36項5 開発費とは、新技術又は新経営組織の採用、資源の開発、市場の開拓等のため支出した費用、生産能率の向上又は生産計画の変更等により、設備の大規模な配置換えを行った場合等の費用をいう。ただし、経常費の性格をもつものは含まれないものとする。 研究開発費 研究開発費等に係る会計基準1項1 研究とは、新しい知識の発見を目的とした計画的な調査及び探求をいう。開発とは、新しい製品・サービス・生産方法(以下、「製品等」という)についての計画若しくは設計又は既存の製品等を著しく改良するための計画若しくは設計として、研究の成果その他の知識を具体化するとをいう。
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- ok2007
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区分については、過去ログもご参考にどうぞ。 http://okwave.jp/qa3398287.html 実務では、部門でざっくり分けている会社もあれば、部門で大掴みした後に該当部門から情報収集し、開発費・研究開発費・それ以外に分類している会社もあると聞いています。後者のほうが多い印象です。開発・研究のための独立した部門がない小さな会社などでは、各部門から回答を入手していたりするようです。なお、情報収集や回答の入手は、通常は書面で行われているようです。
※研究開発費は間違い。正しい言い方は。試験研究費。 A試験研究費(注)試験研究費は新会計基準によると繰延資産から除外されるので,支出時の費用にします。(商法上は繰延資産に含まれています。37条試験問題では支出時の費用として扱うようにしてください。) 新製品の試作,研究のために臨時的に支出した費用。研究費及び開発費は一括償却が望ましいとされている。 B開発費。臨時的な特別の広告宣伝費や新規事業開発費,技術者特別養成費用等。 CしかしAもBも但し書きがつきます。 A商法弟286条の3に規定された,経常費的性格を有しない新製品または新技術の研究のため特別に支出した諸費用を計上する。 ただし,繰延資産に計上することなく直接に費用に振替整理することが出来る。 B商法弟286条の3に規定されたつぎに掲げる経常的性格を有しない開発のために要した諸費用を計上する。 ただし,繰延資産に計上することなく直接に費用に振替整理することが出来る。 (1)新技術の採用,経営組織の改善,生産および市場の開拓のため支出した諸費用。 (2)生産能率の向上または生産計画の変更等により,有形資産の配置替等に要した諸費用。 ※どうだろう?理解できただろうか?AとBは内容が内容だけにややこしいけれど,じっくり調べ考えたら納得できると思います。 ※もし研究開発費と言う科目があったら僕のAは削除してください。