お答えをいただけると幸いです。
日本語の主語について、質問があります。
例えば誰かに「先日起きた事件について、少し思うことがある。それは、、、ということだ。」という文章をメールで送るさい、「私は」をいれ、「先日起きた事件について、私は思うことがある。それは、、、ということだ。」としても、個人的には意味は同じだと思いますし、少しくどいかも知れませんが、後者の方がより正確に情報を伝えていると思います。
また、同じくメールで誰かに「単位のことで、君に聞いたことがあったと思うが、、」という文章に、「私が」をいれ、「単位のことで、私が君に聞いたことがあったと思うが、、」としても、意味は同じで、後者の方が正確に情報を伝えていると思います。
私は日本語を専門にしている訳ではなく、単にくどくても、正確な情報を伝えたい意識がとても強い為、できることならば、それぞれ挙げた例文の後者のように「主語」を入れたくなってしまいます。
しかし、日本語を研究されている金谷さんという方が御自身の論文「日本語に主語はいらない」の中で、
主語を明記することで、他の意味を作りうる、として、主語をいれるのは間違いである、とされています。
私は上記の例文のように、くどくとも、主語をいれたいのですが、この方の主張(論文の一部)を読み、入れてはいけないのかと気落ちしています。
一方で、入れないと気が済まない性格です。
どちらでも良い、と言われればその通りだと思いますが、主語があっても良い、ということを言われている方の書籍、論文がありましたら、教えて頂けると幸いです。
よろしくお願いいたします。
私が指摘した論文のページは写真で添付させていただきます。