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フクロウって猛禽類なのに何であんな緊張感のない顔?
フクロウって猛禽類に属してるとは思いますが、何であんな緊張感のないファニーな顔をしてるんでしょうか?それと、何であんなのっぺりと顔の面積が大きい割りに目が小さいんでしょうか?獲物をとるには不利じゃないでしょうか?それともあののっぺりとしたファニーな顔が逆に獲物の緊張感を解くんでしょうか?
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フクロウの顔を見て、緊張感がないとかファニーだとか感じるのは人間だからです。この人間の特徴を利用して、最近の自動車のヘッドライト・尾灯などは「怒っているみたいだ(気を付けよう)」と感じるようにデザインされているそうです。 ところでフクロウなどの顔、どこからどこまでと思ってらっしゃるのでしょう。 おそらくクチバシのある正面に生えている羽の端から端までを考えていらっしゃるのでしょうが、もふもふ太った羊も毛を刈ると意外と細身だったりします。それと同じで、フクロウの顔も実はそれほど大きくはありません。実際、自分より強いフクロウを見るとしぼんでしまい、攻撃されないように木の枝を演じるフクロウもいます。 ちなみに丸顔と見える部分(羽根)は、本などによるとパラボラアンテナと同じで、音を集めるのに好都合なようにできているそうです。 これは本などに書いてない私の想像ですが、顔にみえる部分で集められた音は、クチバシあたりからの骨伝導で直接脳に響き、木の枝から獲物を真正面から正しい角度で見下ろした時に音が一番強く感じられ、「獲物はこの方向で、この角度の所にいる」と確信できるんじゃないですかね。 ついでに言うと、耳の位置も左右で違うので、音が耳に到達するまでに時間差が生じ、音が立体音で感じられる関係で、音の発生源の位置を認識しやすいそうです。 目は両眼とも正面を向いていますので立体視できて、見えれば獲物の位置を確認するのに役立ちますが、多くの獲物(ネズミなど)は草などの陰にいますので見えません。獲物まで行くのに岩など障害物があるかどうかはわかりますが、狩りそのものにはあまり役立たないのではないでしょうか。 逆に、草陰の獲物からもフクロウは見えませんので、ファニーな顔を見て緊張感が緩むということもありません。 フクロウはハヤブサなどのように高速で移動して獲物を獲る鳥ではないので、空気抵抗のあるのっぺりした顔をしていても不利にはなりません。 むしろ羽ばたき音がじゃまなので、種類によっては羽ばたく音がしないように翼が進化しているそうです。それをマネして新幹線のパンタグラフも風切り音を小さくできたそうです。
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- m5048172715
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フクロウはよく進化しているので無駄は無い。 https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/070600403/
お礼
ありがとうございます。
- tetsumyi
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鋭い目より、ボーとした動きや目をしていた方が突然襲い易いのでは? 女性殺人犯が優しい顔をして相談に応じて襲い掛かるのと同じかな? そういえば今の総理、ボーとした緊張感のない顔をして強制的に通信料を値下げさせたり突然トリチウム海洋放出を決めてしまうのも同じだ。 この先、何を仕出かすのやら?
お礼
ありがとうございます。
- kaitara1
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ファニーというより人間に近い感じがするのではありませんか。両眼視が自然にできるので普通の鳥と違って違和感が少ないのでは。
お礼
人間に近いのは納得です。顔の輪郭もそうですけど、真ん中にあるつぶらな瞳とか鳥っぽくないと言うか。ありがとうございます
- kon555
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フクロウも色々種類がありますがざっくりと。 フクロウは他の猛禽類と異なり、夜間に森で狩をするため広い視野より距離感や空間認識が、スピードより隠密性が重要な特殊な鳥です。 そう考えると、平べったい顔は目を正面に配置する事で人間と同じような高精度の立体視が可能です。ただ夜間ですから視力そのものより聴覚が重要でしょうから、あまり大きな目は急所が拡大するだけなのであのサイズ。 丸い頭は空気抵抗的にはやや不利ですが、飛んでいる最中に首を回しても抵抗変化が生じにくいです。 このように考えると、まあ他の生物と同程度の合理的な進化デザインと言えるかと。
お礼
ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。すごく分かりやすいです