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文字が複数ある判別式がよくわかりません。

添付画像はある高校数学2の問題の解答の解説なのですが、 aについて整理した2次方程式の判別式を考えています。 その結果、x、yの存在の条件みたいなのが求まっていますが、 例えば、xについての2次方程式の判別式で解の個数(x軸との交点の個数)が分かるじゃないですか。 今回はaについての2次方程式の判別式なのに「a」ではなく「x、y」についてのことが求まるのがどうもしっくりきません。 この類のものが苦手なのではっきりわかりたいです。 質問が少し漠然としているかもしれませんが、わかっていただけると助かります。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • staratras
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回答No.3

文字を使った数式で重要なことに関するご質問ですね。ひとことで言うと、「文字を使用した数式では、どの文字を定数と考えるか変数(未知数)と考えるかで、数式の意味が変わる」ということです。 与えられた y=2ax-(a+1)^2 …(1)は、aを定数とし、x、yを未知数とする1次方程式と見ることができます。このとき未知数が2つに対して方程式は1つしかないので、例えばa=1のとき(1)は y=2x-4 となり、これを満たす実数(x,y)の組み合わせは、グラフで考えるとy=2x-4の直線上に無数にあります。この場合はaを定数と考え、xを変数とする1次関数y=2x-4を考えていることになります。 そこで(1)について、a=-5からa=+5まで、0.1刻みでaの値を変えて(1)のグラフを描かせたのが下の図です。赤線はa=±1のときです。題意を満たすのは放物線の上側のように見えますが、なぜそうなるかという理屈が必要です。 そこで(1)を変形して、aについて整理すると a^2+2(1-x)a+(1+y)=0 …(2)という式になります。題意を満たす(x,y)の組み合わせの条件を求めるためにこの(2)を「aを未知数とし、x,yを定数とする2次方程式」と考えよう、というのがこの解法のポイントです。 「どんな実数aを持ってきても(1)すなわち(2)を満たすx,yが存在しない」ことと 「どんな実数(x,y)の組み合わせでも(2)を満たすaが存在しない」ことは表裏一体だからです。 そこで判別式が負でaが実数解を持たないx,yの条件を求めると、y>(x-1)^2-1という放物線の上側(境界を含まない)になります。

azazasas
質問者

お礼

詳しくご回答ありがとうございました。

その他の回答 (2)

回答No.2

a,x,yがどのような実数値をとっても y=2ax-(a+1)^2 が成り立たない と解釈できますね。 だから,これをaの2次方程式と見た時 この2次方程式は実数解を持たない と解釈できるのです。そこで解答書にあるような説明になるのです。

azazasas
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

  • asuncion
  • ベストアンサー率33% (2127/6290)
回答No.1

aの2次方程式の係数にx, yが登場しているので、 その判別式の値や符号によってxとyの関係がわかります。

azazasas
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

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