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天皇の呼び名
今では在位中は「今上天皇」と呼ばれ、崩御後に在位していた時の元号をつけて呼ばれますが、天皇の在位期間と元号が無関係だったころには即位後すぐに現在呼ばれている名前を称していたのでしょうか。
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- oska2
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>今では在位中は「今上天皇」と呼ばれ、崩御後に在位していた時の元号をつけて呼ばれます その通りですね。 存命中は「今上天皇」で、崩御後に追号として元号を付けます。 >天皇の在位期間と元号が無関係だったころには即位後すぐに現在呼ばれている名前を称していたのでしょうか。 詳しく言うと、天武天皇までは「大王(おうきみ)」と称していました。 すなわち、天智天皇は「大王」と称していました。 その頃は、天皇を中心とした国家ではありませんでした。 全国各地に国津神として、王が存在していましたからね。 これら各王の頂点として、「大王」と呼ばれていたのです。 江戸時代は、今上天皇ではなく「帝(みかど)」と称しています。 崩御後に、追号として「〇〇天皇」と称します。 1156年に天皇継承権を争った「保元の乱」では、崇徳上皇は敗戦して讃岐(香川県)に流刑になり現地で崩御しています。 ※六畳一間の掘っ立て小屋(木ノ丸殿。現鼓岡神社)で、前天皇は罪人として過ごします。 死後に、京で天変地異が多発したので「崇徳の祟りじゃ」となり「崇徳院」という追号を朝廷は贈っています。 ※崇徳という元号は、ありませんよね。 南北朝時代でも、明治維新時に「北朝側天皇に追号」を贈っていますよ。 ※こちらも、元号と天皇名は合いません。^^; 幕末の孝明天皇も、元号は付いていません。 天保時代に生まれて、慶応時代に崩御しています。 誰も「慶応天皇」とは、言いません。
- D-Gabacho
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「現在呼ばれている名前」というのが「天智天皇」とか「後醍醐天皇」といった呼び名のことだとしたら、即位後すぐにそういう呼ばれ方をした人はいません。 「今上天皇」は「今現在の主上であられる天皇」という意味のことばで、個人名ではありません。こういう特殊な呼び方をするのは、天皇を個人名で呼ぶのは恐れ多い、不敬であるという伝統的な考え方によるものです。基本的に天皇は在位中に特定の個人名で呼ばれることはありません。 Wikipedia 今上天皇 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8A%E4%B8%8A%E5%A4%A9%E7%9A%87
- jkpawapuro
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明治時代以降は陛下で、それ以前は天使様ですね。
- f272
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> 崩御後に在位していた時の元号をつけて呼ばれますが そんなことは決まっていません。最近の天皇の場合にそれが3代続いているということであって,崩御後に決めるものです。 過去の例では,崩御後に諡号をおくっていましたが,そのうちに追号を贈るようになりました。生前に追号を決めていたこともありますが,そうでないこともあります。
お礼
明治天皇も慶応時期に即位していますしね。