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ベルトラン・チェビシェフの定理について。

以下の画像の(vi)で、以下のURLの補題5.2で、 2∧ (2nー 1)< 2∧(2n)=4∧nで、n=(2n/3) で、4∧(2n/3)となる所は分かるのですが、(2n)∧(√(2n))/ 2となる所が分かりません。 7の定理 1.1をその後利用したいのですが。ご教授願えませんか?すみませんが。 https://mathematics-pdf.com/pdf/chebyshev.pdf

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  • muturajcp
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回答No.9

[nが十分大ならば(A)が成り立つ] の 「十分大」とは 「(A)が成り立つ」ぐらい十分大きい という意味なのだから [n>Kならば(A)が成り立つ] となるKが存在するとき [nが十分大ならば(A)が成り立つ] というのです 従ってこの「十分大」の定義から n>72ならば 4^n/n<4^(2n/3)・(2n)^([{√(2n)}/2]) が成り立つから nが十分大ならば 4^n/n<4^(2n/3)・(2n)^([{√(2n)}/2]) が成り立つのです (vi) (v)から nと2nとの間にもしも素数がまったくなければ, c_nは2n/3までの素数pの累乗の積に素因数分解される (ii)から c_nを素数pで割ったとき,ちょうどp^rで割り切れるとき r=e(p)とすると c_n=Π_{p≦2n/3}p^{e(p)} (ii)からすべての素数pに対してp^{e(p)}≦2n √(2n)<pなら 2n<p^2 だから, 2≦e(p)と仮定すると p^2≦p^{e(p)}≦2n p^2≦2n となって 2n<p^2に矛盾するから e(p)≦1. よって Π_{p≦2n/3}p^{e(p)} =Π_{p≦√(2n)}p^{e(p)}Π_{√(2n)<p≦2n/3}p ≦Π_{p≦√(2n)}(2n)Π_{p≦2n/3}p x=√(2n)とすると n>72ならば 12<√(2n)=x 12<x 2<x/6=x/2-x/3 2<x/2-x/3 x/3+2<x/2 補題2.1より x以下の素数の個数π(x)≦x/3+2<x/2 x=√(2n)だから √(2n)以下の素数の個数は{√(2n)}/2以下だから Π_{p≦√(2n)}2n≦(2n)^([{√(2n)}/2]) が言える また,補題5.2を用いて素数の積を上から評価すると Π_{p≦2n/3}p =Π_{p≦[2n/3]}p <2^(2[2n/3]-1) ≦2^{2(2n/3)-1} <2^{2(2n/3)} =(2^2)^(2n/3) =4^(2n/3) したがって n>72ならば c_n<4^(2n/3)・(2n)^([{√(2n)}/2]) が言える さらに,(iii)より4^n/n<c_nだから n>72ならば 4^n/n<4^(2n/3)・(2n)^([{√(2n)}/2]) が言える

その他の回答 (8)

  • muturajcp
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回答No.8

n>72は言えるのではありません n>72は結論ではありません n>72ならば 4^n/n<4^(2n/3)・(2n)^([{√(2n)}/2]) 言えるのです n>72は 4^n/n<4^(2n/3)・(2n)^([{√(2n)}/2]) が言えるための 条件なのです (vi) (v)から nと2nとの間にもしも素数がまったくなければ, c_nは2n/3までの素数pの累乗の積に素因数分解される (ii)から c_nを素数pで割ったとき,ちょうどp^rで割り切れるとき r=e(p)とすると c_n=Π_{p≦2n/3}p^{e(p)} (ii)からすべての素数pに対してp^{e(p)}≦2n √(2n)<pなら 2n<p^2 だから, 2≦e(p)と仮定すると p^2≦p^{e(p)}≦2n p^2≦2n となって 2n<p^2に矛盾するから e(p)≦1. よって Π_{p≦2n/3}p^{e(p)} =Π_{p≦√(2n)}p^{e(p)}Π_{√(2n)<p≦2n/3}p ≦Π_{p≦√(2n)}(2n)Π_{p≦2n/3}p x=√(2n)とすると n>72ならば 12<√(2n)=x 12<x 2<x/6=x/2-x/3 2<x/2-x/3 x/3+2<x/2 補題2.1より x以下の素数の個数π(x)≦x/3+2<x/2 x=√(2n)だから √(2n)以下の素数の個数は{√(2n)}/2以下だから Π_{p≦√(2n)}2n≦(2n)^([{√(2n)}/2]) が言える また,補題5.2を用いて素数の積を上から評価すると Π_{p≦2n/3}p =Π_{p≦[2n/3]}p <2^(2[2n/3]-1) ≦2^{2(2n/3)-1} <2^{2(2n/3)} =(2^2)^(2n/3) =4^(2n/3) したがって n>72ならば c_n<4^(2n/3)・(2n)^([{√(2n)}/2]) が言える さらに,(iii)より4^n/n<c_nだから n>72ならば 4^n/n<4^(2n/3)・(2n)^([{√(2n)}/2]) が言える

  • muturajcp
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回答No.7

最初から(vi)です (vi) (v)から nと2nとの間にもしも素数がまったくなければ, c_nは2n/3までの素数pの累乗の積に素因数分解される (ii)から c_nを素数pで割ったとき,ちょうどp^rで割り切れるとき r=e(p)とすると c_n=Π_{p≦2n/3}p^{e(p)} (ii)からすべての素数pに対してp^{e(p)}≦2n √(2n)<pなら 2n<p^2 だから, 2≦e(p)と仮定すると p^2≦p^{e(p)}≦2n p^2≦2n となって 2n<p^2に矛盾するから e(p)≦1. よって Π_{p≦2n/3}p^{e(p)} =Π_{p≦√(2n)}p^{e(p)}Π_{√(2n)<p≦2n/3}p ≦Π_{p≦√(2n)}(2n)Π_{p≦2n/3}p x=√(2n)とすると nが十分大でn>72ならば 12<√(2n)=x 12<x 2<x/6=x/2-x/3 2<x/2-x/3 x/3+2<x/2 補題2.1より x以下の素数の個数π(x)≦x/3+2<x/2 x=√(2n)だから √(2n)以下の素数の個数は{√(2n)}/2以下だから Π_{p≦√(2n)}2n≦(2n)^([{√(2n)}/2]) また,補題5.2を用いて素数の積を上から評価すると Π_{p≦2n/3}p =Π_{p≦[2n/3]}p <2^(2[2n/3]-1) ≦2^{2(2n/3)-1} <2^{2(2n/3)} =(2^2)^(2n/3) =4^(2n/3) したがって n>72の時 c_n<4^(2n/3)・(2n)^([{√(2n)}/2]) さらに,(iii)より4^n/n<c_nだから n>72の時 4^n/n<4^(2n/3)・(2n)^([{√(2n)}/2])

zasx1098
質問者

補足

なぜ、nが十分大ならば、n>72と出来るのでしょうか?ご教授下さい。すみませんが。

  • muturajcp
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回答No.6

訂正です (v)nと2nとの間にもしも素数がまったくなければ, c_nは2n/3までの素数pの累乗の積に素因数分解される (ii)c_nを素数pで割ったとき,ちょうどp^rで割り切れるとき r=e(p)とすると c_n=Π_{p≦2n/3}p^{e(p)} (ii)からすべての素数pに対してp^{e(p)}≦2n √(2n)<pなら 2n<p^2 だから, 2≦e(p)と仮定すると p^2≦p^{e(p)}≦2n p^2≦2n となって 2n<p^2に矛盾するから e(p)≦1. よって Π_{p≦2n/3}p^{e(p)} =Π_{p≦√(2n)}p^{e(p)}Π_{√(2n)<p≦2n/3}p ≦Π_{p≦√(2n)}(2n)Π_{p≦2n/3}p x=√(2n)とすると nが十分大でn>72ならば 12<√(2n)=x 12<x 2<x/6=x/2-x/3 2<x/2-x/3 x/3+2<x/2 補題2.1より x以下の素数の個数π(x)≦x/3+2<x/2 x=√(2n)だから √(2n)以下の素数の個数は{√(2n)}/2以下だから Π_{p≦√(2n)}2n≦(2n)^([{√(2n)}/2]) また,補題5.2を用いて素数の積を上から評価すると Π_{p≦2n/3}p =Π_{p≦[2n/3]}p <2^(2[2n/3]-1) ≦2^{2(2n/3)-1} <2^{2(2n/3)} =(2^2)^(2n/3) =4^(2n/3) したがって n>72の時 c_n<4^(2n/3)・(2n)^([{√(2n)}/2]) さらに,(iii)より4^n/n<c_nだから n>72の時 4^n/n<4^(2n/3)・(2n)^([{√(2n)}/2])

zasx1098
質問者

補足

どこからが(vi)なのでしょうか?ご教授下さい。すみませんが。

  • muturajcp
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回答No.5

(v)nと2nとの間にもしも素数がまったくなければ, c_nは2n/3までの素数pの累乗の積に素因数分解される (ii)c_nを素数pで割ったとき,ちょうどp^rで割り切れるとすると r=e(p)とすると c_n=Π_{p≦2n/3}p^{e(p)} (ii)からすべての素数pに対してp^{e(p)}≦2n √(2n)<pなら 2n<p^2 だから, 2≦e(p)と仮定すると p^2≦p^{e(p)}≦2n p^2≦2n となって 2n<p^2に矛盾するから e(p)≦1. よって Π_{p≦2n/3}p^{e(p)} =Π_{p≦√(2n)}p^{e(p)}Π_{√(2n)<p≦2n/3}p ≦Π_{p≦√(2n)}(2n)Π_{p≦2n/3}p √(2n)以下の素数の個数は{√(2n)}/2以下だから Π_{p≦√(2n)}2n≦(2n)^([{√(2n)}/2]) また,補題5.2を用いて素数の積を上から評価すると Π_{p≦2n/3}p =Π_{p≦[2n/3]}p <2^(2[2n/3]-1) ≦2^{2(2n/3)-1} <2^{2(2n/3)} =(2^2)^(2n/3) =4^(2n/3) したがって c_n<4^(2n/3)・(2n)^([{√(2n)}/2]) さらに,(iii)より4^n/n<c_nだから 4^n/n<4^(2n/3)・(2n)^([{√(2n)}/2])

zasx1098
質問者

補足

√(2n)以下の素数の個数は{√(2n)}/2以下だから で、なぜ、{√(2n)}/2というのは、どういうことでしょうか?ご教授下さい。すみませんが。

  • muturajcp
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回答No.4

(v)nと2nとの間にもしも素数がまったくなければ, c_nは2n/3までの素数pの累乗の積に素因数分解される (ii)c_nを素数pで割ったとき,ちょうどp^rで割り切れるとすると r=e(p)とすると c_n=Π_{p≦2n/3}p^{e(p)} 補題4.5より √(2n)<pなら 2n<p^2 だから c_n=(2n)!/(n!)^2はp^2で割れないから p^1でしか割れないから,e(p)≦1. (ii)からすべての素数pに対してp^{e(p)}≦2n よって Π_{p≦2n/3}p^{e(p)} =Π_{p≦√(2n)}p^{e(p)}Π_{√(2n)<p≦2n/3}p ≦Π_{p≦√(2n)}(2n)Π_{p≦2n/3}p √(2n)以下の素数の個数は{√(2n)}/2以下だから Π_{p≦√(2n)}2n≦(2n)^([{√(2n)}/2]) また,補題5.2を用いて素数の積を上から評価すると Π_{p≦2n/3}p =Π_{p≦[2n/3]}p <2^(2[2n/3]-1) ≦2^{2(2n/3)-1} <2^{2(2n/3)} =(2^2)^(2n/3) =4^(2n/3) したがって c_n<4^(2n/3)・(2n)^([{√(2n)}/2]) さらに,(iii)より4^n/n<c_nだから 4^n/n<4^(2n/3)・(2n)^([{√(2n)}/2])

  • muturajcp
  • ベストアンサー率78% (508/650)
回答No.3

訂正です (v)nと2nとの間にもしも素数がまったくなければ, c_nは2n/3までの素数pの累乗の積に素因数分解される (ii)c_nを素数pで割ったとき,ちょうどp^rで割り切れるとすると r=e(p)とすると c_n=Π_{p≦2n/3}p^{e(p)} しかもp≧√(2n)<pならp^1でしか割れないから,e(p)≦1. (ii)からすべての素数pに対してp^{e(p)}≦2n よって Π_{p≦2n/3}p^{e(p)} =Π_{p≦√(2n)}p^{e(p)}Π_{√(2n)<p≦2n/3}p ≦Π_{p≦√(2n)}(2n)Π_{p≦2n/3}p √(2n)以下の素数の個数は{√(2n)}/2以下だから Π_{p≦√(2n)}2n≦(2n)^([{√(2n)}/2]) また,補題5.2を用いて素数の積を上から評価すると Π_{p≦2n/3}p=Π_{p≦[2n/3]}p<4^(2n/3) したがって c_n<4^(2n/3)・(2n)^([{√(2n)}/2]) さらに,(iii)より4^n/n<c_nだから 4^n/n<4^(2n/3)・(2n)^([{√(2n)}/2])

zasx1098
質問者

お礼

Π_{p≦2n/3}p=Π_{p≦[2n/3]}p<4^(2n/3)で、なぜ、4∧( 2n/3)となるのでしょうか?ご教授下さい。すみませんが。

zasx1098
質問者

補足

しかもp≧√(2n)<pならp^1でしか割れないから,e(p)≦1.とはどういうことでしょうか?n=2 の時でも、成り立ちますか?p≧√(2n)<pならp∧ 1でしか割れないとはどういうことでしょうか?ご教授下さい。すみませんが。

  • muturajcp
  • ベストアンサー率78% (508/650)
回答No.2

(v)nと2nとの間にもしも素数がまったくなければ, c_nは2n/3までの素数pの累乗の積に素因数分解される (ii)c_nを素数pで割ったとき,ちょうどp^rで割り切れるとすると r=e(p)とすると c_n=Π_{p≦2n/3}p^{e(p)} しかもp≧√(2n)<pならp^1でしか割れないから,e(p)≦1. (ii)からすべての素数pに対してp^{e(p)}≦2n よって Π_{p≦2n/3}p^{e(p)} =Π_{p≦√(2n)}p^{e(p)}Π_{√(2n)<p≦2n/3}p ≦Π_{p≦√(2n)}(2n)Π_{p≦2n/3}p √(2n)以下の素数(奇数)の個数は{√(2n)}/2未満だから Π_{p≦√(2n)}2n<(2n)^([{√(2n)}/2]) また,補題5.2を用いて素数の積を上から評価すると Π_{p≦2n/3}p=Π_{p≦[2n/3]}p<4^(2n/3) したがって c_n<4^(2n/3)・(2n)^([{√(2n)}/2]) さらに,(iii)より4^n/n<c_nだから 4^n/n<4^(2n/3)・(2n)^([{√(2n)}/2])

  • f272
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回答No.1

どこにもあなたに言っているようなことは書いていないようだが、私の探し方が悪いのか? それから∧を累乗の記号として使っているようだが気持ち悪い。慣習に従って記号は^を使ってください。

zasx1098
質問者

補足

補題5.2 で、任意の整数n≧2 〜の所です。ご教授下さい。すみませんが。

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