日本のプロテスタント教会の多くが、教会生活に政治を持ち込むことに慎重ですというか、かなり意識的に政治的な発想や発言は避けております。従って日本国内に関して言えば、クリスチャンの代議士がプロテスタント教会の推薦により立候補しましたなどと言うケースは今までなかったとおもいます。
また米国のトランプ支持者を見てみますと、いわゆる福音派と一派一からげにされますが、この中には教会に行くこともなく、聖書を読むこともなく、家族や自分の周りの人々がプロテスタントの福音派であるというだけで、クリスチャンを標榜している場合があるとおもいます。従いまして、彼等の言動や行動はまるで聖書から外れていることが多く、そのことに気づくこともなく、内部から異議を唱える人もいないというのが現状ではないかと思います。日本でも何ら仏教的な教えを学ぶこともなく、家族で彼岸にはお寺にあるお墓にゆくだけで、自分は仏教徒だと語る多くのひとにであいましたが、トランプ支持の福音派の多くの人々と同じような気がします。
従いまして米国のクリスチャンは皆トランプ支持者であると結論するのはおおむね間違いと言えます。同様に中川さんがクリスチャンであるからトランプ支持者であると見做すのも急ぎすぎと思いまし、中川さんが米国のキリスト教福音派とつながっているからトランプの再選を願っているというのも急ぎすぎです。ただ中川さんは個人的にトランプの方が良いと思っているのだとおもいます。
石破さんに関しては、彼がプロテスタントであるがゆえに同様にトランプ支持だとは思いません。
個人的には教会につながり、聖書を読み、イエスの話を聞き、育ってきましたが、トランプさんはいわゆる家族が福音派と呼ばれる環境に居たので、自分はクリスチャンだと述べているにすぎないように見えるのですが、いかがでしょうか。
お礼
ありがとうございます。