- ベストアンサー
なぜ遠くの山が青く見えるのか?
- ニコニコ動画のとある動画にて、空が青く見える理由はレイリー散乱によるものだと言われている。
- 地表から山を見た時に青みがかって見えるのは、山の標高が上空の散乱光を受けているためだと考えられる。
- 液体酸素が青く見えるのは、光の吸収や散乱の現象によるものであり、空が青く見える事とは関連はない。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
空が青く見えるのとまったく同じ理由。 山が青いんじゃなくて、山と観測者の間にある空気が青い光を散乱しているからそのごく薄い青が重なって結果的に青みがかって見えるってことです。 距離があり過ぎれば青が散乱しすぎるので逆に赤く見えます。夕焼けと同じ原理。 動画みてないけど、地表周りが青く見えないのが空気が濃いからっていう理屈はおかしいです。その理屈だと上空で回りを見渡せば周囲が青く染まって見えるってことになっちゃうし、地表では散乱しない赤が残って赤く見えなきゃおかしい。明らかに間違ってるってわかりますよね。 液体酸素は赤色光を吸収してしまうので青く見えます。レイリー散乱は散乱した青色光を重ねて見ると青になるってものなのでちょっとちがいます。
その他の回答 (3)
そうです。 シンプルに短波長は散乱しやすいので遠くの山が見えるくらい大気がクリアなら若干青く見えるはずです。
何度もすみません。今度は動画を見たので質問の趣旨が理解できました。 要するに山を見ているあなたの目に入っている青光は上空数十kmでレイリー散乱して巡り巡ってきた光だということです。 山自体が発光してるなら空気の濃い地表付近でレイリー散乱はおこらず全波長の光を散乱(ミー散乱)してしまいますが、山を見てるときの観測者に到達する光はレイリー散乱したあとも散乱を続けて複数方向から伝わる天空光です。 NO1で自分も光が山から出てるという勘違いをうっかりしてしまいました。
補足
ご回答ありがとうございます。 整理しますと、 (1)地表付近でもレイリー散乱による散乱光は観測されている。 (2)そのため天空光の青波長成分が山と観測者との間でもレイリー散乱され、観測される。 (3)山との距離があるほど散乱光が多く目に入り、したがって遠くの山ほど青く見える。 ということで宜しいでしょうか。
ごめんなさい。 「距離があり過ぎれば青が散乱しすぎるので逆に赤く見えます。夕焼けと同じ原理。」と書きましたが、山が発光してるわけじゃないのでこれは間違いでした。ここは無視してください。
お礼
丁寧に教えて下さりありがとうございました。 一番最初にいただいた回答をベストアンサーにさせていただきました。