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山の気温の変化
気象に影響されない事柄なので、カテゴリを「地学」にしましたが、気象・気候が適切だったかもしれません m(_ _)m (1)日射の影響を受けない夜間、無風の山の、標高100mおきに配置された人間が時刻を合わせて一斉にその場の気温を測ったら、100mあたり何度の違いが生じているでしょうか? (2)どこかに、実名でそれ(回答)を書いたサイトなどがあるでしょうか。 この2点、教えてください。 ----------- フェーン現象についての気象予報士の解説を聞いていると、山の斜面を登る(湿気たっぷりの)大気は100mあたり0.6度温度が下がり、反対斜面を下る(乾いた)大気は、下るにつれて100mあたり1度温度が上がる、らしいです。 なので上記(1)の回答は「1度」となるのではないか、と推測していますが、インターネットを調べてもそう書いたものが見つかりませんでしたので、お尋ねします。 (2)は、例えば「100mあたり1度違う」というのを引用した時、「気象予報士の○○さんのサイトにそう書いてあった」というのと、素人の「私がそのはずだと推測している」では説得力が違うと思うからです。
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- nagata2017
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移動するものと移動しないものの違いです。 無風状態で 高度〇〇mにある空気は 常に その場の気圧の状態のままです。 風として移動する空気は 高度〇〇mにあるときの気圧から変化する気圧の影響を受けます。 人が上り下りして その時のその場の空気は 人が移動しただけで空気は移動していないので 気圧の変化の影響は受けていないでしょう
- nagata2017
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フェーン現象は 風と関係します。無風状態で 上り下りしているときに起きる現象ではありません。 山脈の向こう側から拭いてくる風が 山を越える時に 含んでいた水分が雨になって降ります。 そして乾燥してしまった空気が吹きおろしの風になって降りてくるわけです。 そこで高度が100m下がるごとに0.6℃下がり 同時に気圧が上がることにより 圧力で温度が上がるのが0.4℃合わせて1℃ (高度が100m下がれば 気圧は上がる) ということかな。 風が吹いていなければ フェーン現象は起こらない。
お礼
ご回答をありがとうございました。 それとは別に、納得できない点がありますので、補足させて頂きます。よろしければご教示いただければ、と思います。
補足
> 高度が100m下がるごとに0.6℃下がり 高度が100m下がるごとに0.6℃「上がり」の間違いだと思いますが(私自身がそう書いてたらお詫びします)、それはさておき、 計測地点の高度が上・下することにより気温が下・上するのは、まさに計測地点の高度によって気圧(圧力)が上下するから、ではないのでしょうか? > 同時に気圧が上がることにより 圧力で温度が上がる > のが0.4℃合わせて1℃ どちらも同じ「気圧の変化」による気温の変化なのに、山の高度(気圧)変化による気温の変化部分(0.6度)と、圧力(気圧)の変化部分(0.4度)を分けて、それから足し算する意味がわかりません。 また、それは一時置くとしても、なぜ大気塊(風)が山を下る時ダケ気温は「合せて1度」高くなり、山を登る時に「合わせて」1度気温は低くなる、ことにならないのでしょう。 風が山を吹き上る時だって、山の高度は変化し、同時に気圧も変化するでしょう。だから、下る時に足し算するなら、上るときも合算して「100m上ると気温は1度下がる」と説明すべきなんじゃないか、「100mあたり0.6度下がる」という説明は間違いだと思うわけです。 ※上るときも100mにつき1度下がるはずなのに、実際には0.6度しか下がらないのは、大気中の水蒸気が水滴になる時の「凝縮熱」のせいだと思っています。どこにも書いて無いので権威がないのですが。
- nagata2017
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科学的解説。 https://www.imprehike.com/equipmentandclothes/sunwarm.html トップページに署名があります。 2019年2月6日(水) インプレッシブ 大島 毅
お礼
ご回答をありがとうございました。 ただ、ご指摘のサイトの記載には納得できませんので、補足欄に補足させていただきます。 もし納得できる説明がありましたら、またよろしく御願い致します。
補足
ご教示のサイトに 『標高が100メートル高くなるごとに気温は0.6℃下がります。』という記載がありました。 「兄は妹より10センチ背が高い」は、「妹は兄より10センチ背が低い」と書き換えることができます。 上記を逆に表現すれば、「標高が100メートル低くなるごとに気温は0.6℃上がります。」ということになるはずです。 ならば気象予報士が言っているような「山を下る時は100mについて1度上がるので、フェーン現象がおきる」という説明はどうなるのでしょう。 無風状態の山を上る時、100mに付き、0.6度下がり、山を下る時100mについて0.6度気温が上がるのならば、プラスマイナスゼロで、山のあちら側(太平洋側)とこちら側(日本海側)の気温は変わらない…フェーン現象などおきない、と思うのです。 説明を途中ではしょりましたが、以上はご紹介のサイトの分責者に対して呈すべき疑問で、回答者さんに対する疑問・反論ではないのですが、書かせてもらいました。お許しください。
お礼
何度もご回答をありがとうございます。 やっぱり分からない点がありますので、補足させていただきます。 m(_ _)m
補足
> 移動するものと移動しないものの違いです。 再三ありがとうございます。足かけ3日考えたのですが、ご趣旨がよく分かりませんでした。 移動する空気は100mにつき(0.6+0.4=)1.0度変わり、移動しない空気は100mにつき0.6度ずつ変わる、そういうものだからそう思え、ということでしょうか? 移動する空気は100mにつき1.0度気温が変わならば、太平洋側から山を上ってくる空気も、移動しているのですから、100mにつき1度ずつ気温は下落するわけですよね。 > 無風状態で 高度〇〇mにある空気は 常に その場の気圧の状態のままです。 その通りですね。「夜間」、日射の影響を受けない場合、山の北と南、西と東では同じ気圧のままですよね? > 風として移動する空気は 高度〇〇mにあるときの気圧から変化する気圧の影響を受けます その通りですね。高度が同じなら、同じ気圧のはず。だから同じ気圧から同じ影響を受けるはずですよね。 風として移動する空気が、同じ山を上る時と下がる時で、なぜ0.4度の違う影響を受けるのでしょう。0.4度の差を産む熱源は何? 気象予報士が言うように「山を下る風は、100mあたり1度気温が上がる」のなら、同じように移動している空気は、山を上る時も「100mあたり1度気温が下がる」ことになりませんか。 > 人が上り下りして その時のその場の空気は 人が移動しただけで空気は移動していないので 気圧の変化の影響は受けていないでしょう どういう意味かわかりませんが、健康な人でもエベレストの頂上へ行けば、低い「気圧の影響」で高山病になったりしますよ。 ついでに言えば、気温も下がるので体温も下がり凍死もしますが、べつに体温の変化を尋ねているのではないので、人間が凍死するかどうかはどうでもいい話です (^_^;; -------- という具合に、疑問がより多くの疑問を呼ぶのですが、私が元からお尋ねしているのは、「動かない状態でいる空気」の気温差です。 海抜100mのA地点にはその地点の気温があるはず、同日同時刻の海抜200mのB地点にはその場所の気温があるはずですよね。「A地点とB地点の気温はどれくらいちがいますか?」とお尋ねしているわけです。 海抜300mの地点Cにもその場所なりの気温があります。AもBもCも、富士山頂もみんな同じ気温だということはないと思っているわけで、BとCのもともとの(動かないでいる空気の温度)気温差は何度ですか、というのが私の当初からの質問なんですが。 インターネットを探しても、ABの気温差は0.6度だ、ACの気温差は1.2度だという趣旨のことしか書かれていないので「それはおかしいんじゃないか」と思ったので、質問をしました。 なぜおかしいと思ったかと言えば、それだとフェーン現象発生の仕組みをうまく説明できないと思うからでした。けども、今回はフェーン現象の仕組みについて質問しているわけではないので、移動する空気は直接の関係はないのです。 なので、日射の影響を受けない時の山肌の「移動しないもの」の気温は、100mあたりどれくらい違うか、「0.6度」や「0.65度」以外の数字が書かれたサイトを探しています。 どこかで引用したいので、匿名やIDではない、実名サイトが希望です。