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G7が対外純資産が少ないのはなぜ?
対外純資産が多いと良いみたいなのを見ましたが、G7で対外純資産が多いのはドイツと日本だけ カナダが11位、イタリア140位イギリス147位ですよ笑 フランス153位 アメリカ159位 これなら対外純資産なんて多くても意味ないんじゃないですか?
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- fujic-1990
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対外純資産というのは、国が生きるか死ぬかの瀬戸際に「もう先の事なんかどうでもいい」という気分で抜く伝家の宝刀です。 持っていて、抜くぞ抜くぞと見せかけることはできても、実際には抜けない(抜いてはならない)「宝刀」なのです。抜いたら最期なのです。 あっても下ろせない預金みたいなものなので、一部評論家が「対外資産を取り戻して国債を減らすお金に使えるから国は借金していないのと同じ」と言うのは間違っていて、使えませんから「対外純資産なんて多くても意味ない」というのは、ある意味正しいと言えるでしょう。 が、日本とドイツは、先の戦争で悪評を得てしまっています。 で、今困っている国々に貸し付けたり贈与したりして、代わりに「困っている国々を助ける良い国だという評判」を得ています。いろんな問題で、「我々を助けてくれている日本・ドイツがああ言っているんだから、日本・ドイツの意見を支持しよう」という動きになっています。 これが、対外資産を減らす動きをしたら、対外資産がなかったら、どうでしょう。 例えば日本が安保理の非常任理事国に立候補しても、誰も投票してくれないかもしれません。日本がどんなに良い事をしてあげても、援助してもらっていながら「日本は再軍備を始めている。凶悪だ」と大声で宣伝している隣国が数カ国ありますからね。 これで対外資産がなくなった(対外投資、援助等をしなくなった)らどうなると思いますか? そういう悪意溢れた宣伝に負けて、日本を離れる国が出てきますよ。 膨大な対外純資産があってそれによって感謝されているから、非常任理事国にも成れるし、日本の主張に耳を傾けてももらえるのです。 つまり、そういう意味では「対外純資産は、立派に日本のために役立っています」。 それに対して、もともと仲間が多く、いざとなったら助けてもらえる国々は、いまさら良い評判を得る必要がありません。歓心を買う必要が無いので、外国を支援したり投資したりする必要がありません。なので、国内への投資などに回しています。その結果、対外資産は大した量になっていません。 当然の結果です。 ---------- 本問には回答するまで8回、本サイトに入り直しさせられました。確認ボタンや回答ボタンなどを押すと拒絶され、初期画面に戻ります。ときどきそうなりますよねぇ。バグをなんとかしてもらいたいものです>本部
お礼
もしもFujic1990さんの書いている事が本当ならば 対外純資産なんて全くいらないものだって思いました。百害あって一利なし。金を配って得た評価なんてなんのメリットもないです。ただの害にしかなりません。 金を配って自分を好きになってもらえる世界がこの世界に有ると思いますか?