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台車を手で押したときの力の関係の証明について
重たい台車を,足で踏ん張りながら両手で前に押して動かしているとします.このとき,手から台車に作用する力をFとすると,足から地面に作用する力(摩擦力)はーFになると思います. この場合,「手から台車に作用する力と足から地面に作用する力は,大きさは同じで,その向きは互いに逆方向」だということを,どのようにして理論的に証明できるでしょうか?(どのような法則からどのような論理でそれが導けるでしょうか?) よろしくお願いいたします.
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作用・反作用の法則です。 力の大きさと作用する位置と方向を (ベクトルで)イメージできないのなら、以下を無視してください。 まず、床は水平、力の方向も水平、とします。 重たい台車は、動かないほど重たいとします。 実は、 台車は水平にしか動かないので、垂直方向の力は無視できます。 もし、「どうして無視できるのか」と聞くなら 体に作用する、重力の方が地面から受ける力より大きければ 床にめり込んで行くのに、そうならない無視する、と答えます。 実際は、少しめりこんで、摩擦力で水平方向の力が作用します。 ダビンチは、飛行機設計をしたとき 筋肉がタップリ付いている羽根を真似たので諦めましたが ライト兄弟は、揚力と推力を別々にしたので飛べました。 ここでも、水平方向だけで説明しても良いのですが 簡単なので垂直方向の力も加味します。 さて >手から台車に作用する力と足から地面に作用する力は 人体に作用しても人体は固まったままなので 突っ張り棒に発生したもの、とみなします。 地面から、突っ張り棒方向への力 と、 台車取っ手から、突っ張り棒方向への力 と同じでなければ、 F(力)=M(質量)a(加速度)で計算される加速度で動き始めます。 そうならないし、突っ張り棒も回転してないので 突っ張り棒の、あらゆる点に作用する力と方向は 打ち消し合う=逆方向 なのです。 F=Maの加速度で動く事は、他の実験で証明されてますし その原理だけで、ひまわりやGPS衛星を軌道に乗せています。 誰もが、摩擦の少ない重い台車を動かすときに経験する事です。
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