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切れる鋸の切れ方と切れるナイフの刃の違い
鋸とナイフでは刃の形に違いがあるのでしょうか。
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>アサリがなければ個々の刃の断面はカッターナイフと同じなのでしょうか 木工鋸は左右交互の片刃ですが、 多くのナイフは両刃です。 余談 ナイフを包丁の様に片刃にしたら、不満が続出だったでしょう。 定規を使って紙を直線に切る時でさえ、定規を傷つけてしまいますし 刃も欠けやすくなります。 >鋸にはアサリというものが不可欠なものでしょうか。 必須です。 金ノコさえ、アサリの効果を得るために タガネ状の刃を数個づつ左右に蛇行させています。 余談 ビクトリノックス十徳ナイフに付く木工ノコは 左右交互の片刃に加え、背を薄くして噛み込まないようにしています。 金ノコは、アサリ無しですが側面がヤスリなので噛み込みません。 最近、安価に出回っている回転チップソーは 金ノコ様のタガネ刃ですが、チップ幅が本体ディスク厚より 30%以上厚いので噛み込みません。 これらの近代の鋸は、ナイフ刃とは違い 刃の(回転)スピードによる熱で切削する方式なので 草刈り機で軟鉄釘なども切れます。 大正昭和以前は、鋸もナイフも鍛冶屋が同じ鋼から作っていました。
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- 久保 泰臣(@omi3_)
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刃を60度に立てたカッターナイフの状態を左右連続させたのが 鋸で、左右(アサリ)幅の木の屑が出て、噛付きが起きない事です。 顕微鏡的には、同様と言える構造が多くありますが 最大の違いは、被切削材が 3mm程以上厚い場合に ナイフは噛り付いて動かなくなります。 日本刀で竹を切る場合 速さと重さの衝撃で一瞬、竹のパイプ構造を変形させて 切り口が開いている間に押し込みます。 なので、速度が足りないと刃が、竹に喰われてしまいます。 乾燥した 5cm程以上の木材は変形しないので 折る事はできても、スパッと切れません。 鋸なら屑が順調に出てくる間は 鼻歌まじりに、楽に切れていきます。 ナタを激突させて切る1/10の労力で切れるので 昭和時代、山近い農家の勝手口の壁には 1m長の鋸が自慢気に掛けられていました。 刃研ぎが大変なので、たいてい刃先が摩滅してます。
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アサリがなければ個々の刃の断面はカッターナイフと同じなのでしょうか。また鋸にはアサリというものが不可欠なものでしょうか。
- OnePunchMan
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刃の形なんて見れば解るでしょ。 鋸とナイフでは切る物が違います。 硬い木や枝等を切り易くする為に作られたのが鋸です。 三角形状の小さな刃が沢山付いていて、鋸を何度も引くことで木を切り落とすことが出来ますが、ナイフでは木を切るどころか表面に傷を付けるのが関の山だと思います。 ナイフはどちらかと言えば、果物の皮を抜いたり紙や布等の柔らかい物を切るのに適した刃物です。 その為にノコギリとは違い、ナイフは大きな刃が1個あるだけです。 要するに切る物によって、刃の形や大きさ等に違いがあると言うことです。 ただし今では、紙を切るならナイフよりも切り易い、ハサミやカッターナイフの方が普及してますけどね。
お礼
するどいご指摘だったと思います。改めて考えてみます。
- cactus48
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そんなの見れば一目瞭然です。だいたい刃の形状が違います。 鋸の刃一つを良く見ると、研いである部分が2ヶ所あります。 またさぐりと言って刃が交互に左右に傾けてあるので、それを 見ればナイフの刃とは違う事は直ぐに分かります。
お礼
ナイフはうっかりさわると手を切りますが、のこぎりはそういうことがないのが不思議だったのです。鋸はやすりに近いのでしょうか。
お礼
度々貴重なご教示をいただきました。改めて自分の不勉強を感じる次第です。