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リヒャルト・エルンスト博士はなぜ名誉を失わないのか

高分解能NMRの開発への貢献で1991年にノーベル化学賞を受賞したリヒャルト・R・エルンスト博士は、受賞の対象になったアイデアは自分のものではなくベルギーの化学者ジャン・ジェーネル博士のものであると認めています。 また彼が「自分のアイデアは一つも無かった」と述べた文章を読んだ記憶もあります。 他人のアイデアでノーベル賞を受賞したのに、エルンスト博士は名誉を失っていないように思えますが、なぜでしょうか?

みんなの回答

回答No.2

ノーベル平和賞受賞者が、数年後に戦争を再発させたり 経済学賞受賞者集団の会社が、アジア通貨危機にからんだり 経済学賞受賞者集団のアメリカが、リーマンショック起こす。  など、大問題多発ですが 「ノーベル賞の選考は厳正に行っている」という威厳を誇示するため  自らの判断を覆す事はできないのでしょう。 "間違いを正す" より "権威を保つ" のは  30年前のカトリック教の様です。 オリンピックは、10年前まで剥奪はありませんでしたが  ドーピングなどで剥奪し始めました。 ノーベル賞は、ノーベル委員会の所有物ではなく  人類の文化物となっているので  ふさわしくない状態に陥った人物から賞を剥奪するべきです。 ノーベル賞への疑問が増えれば  スウェーデン民族の信用も落ちると思うのですが。

  • koncha108
  • ベストアンサー率49% (1313/2666)
回答No.1

別に他人のアイデアを盗用したわけではないですから。エルンスト博士はノーベル賞の受賞にあたって、謙虚に自分がタイミング良く良いテーマに取り組んだことや、良いタイミングでジェーネル博士のアイデアを知ったこと、良い同僚に恵まれたことなどを語っているだけだと思います。最近は科学・技術の発達で偉大な業績を残そうとしたら一人の人間が一から組み上げることは難しくなっていて、ノーベル賞も共同受賞が多いですね。ただその一方で、発明に関わった人でも、ギリギリでノーベル賞受賞者のグループに入らない人の話を結構聞きます。

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