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十手
TVなど観てますと十手で刀を持つた浪人を取り押さえるシーンなどありますが、江戸時代に、あの細く小さな物で刀と渡り合えたのでしょうか? 見た目では、さほど武器になるような物に思えないのですが、実際にはどのような使われ方をしたのか教えてください。
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実際に武器にはなり得ないものです。二股に分かれた部分で刀を受け止めるというような使い方が一般的とされていますが、そんな上手く行くとは思えませんし、恐らくそのまま斬り付けられてしまうことでしょう。 十手の意味は、自分の立場を証明するようなものです。つまり、警察が警察手帳を出して相手を観念させるようなのと同じで、十手を出して、取り締まりだぞ!ということを相手に分からせるのが本来の目的なのです。 あくまでドラマはドラマということで。
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- oska2
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>江戸時代に、あの細く小さな物で刀と渡り合えたのでしょうか? 不思議な事ですが、出来たのです。 匕首・短刀でも、刀と渡り合っていますよね。 十手だと、匕首の機能と「刃を挟んで折る機能」が存在しています。 >実際にはどのような使われ方をしたのか教えてください。 相手の刀(刃)を、十手で挟んでねじて(長い棒と短い棒部分の間)相手の刀の動きを封じます。 そして、相手を押すのです。 相手がひるんだ隙に、十手で急所を攻撃します。 相手が倒れたら、岡っ引きに命じて捕縛します。 余談ですが・・・。 (同心と個人的に契約を結んでいる)岡っ引きには、逮捕権はありません。 あくまで、同心の命令で張り込み・情報収集を行うのが仕事。 時代劇の銭形平次は、逮捕行為を行っていますから越権行為として処罰されます。^^; 時代劇の大岡越前は、奉行・与力・同心・岡っ引きの権利を正しくドラマにしています。 おまけ。 与力は世襲ですが、与力は1年契約で更新もありました。 お歳暮を上司に持って行き「通年申しつくる」と返事があれば、来年も同心採用。 お歳暮を上司に持って行き「ご苦労であった」と返事があてば、来年はお役御免。 昔も、非正規社員・契約社員はいたのです。^^;
- tzd78886
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もちろん、十手術というものはありましたが、基本的には捕り物従事者である証明のためのものです。誤解している人も多いようですが、役人の身分なのは同心だけでその部下の「岡っ引き」や「下っ引き」は同心が個人的に雇っている私兵のようなものです。ですから中にはとんでもない悪人もいて、私腹を肥やしていた者も少なくなかったといわれています。
- SPS700
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江戸時代に、あの細く小さな物で刀と渡り合えたのでしょうか? 十手の使い方には、少なくても18種あり、下記の18:10 あたりからその8種が紹介されています。 https://www.youtube.com/watch?v=S0JsubynRsw 鉄製で小さいながらも、長い太刀と防衛だけでなく攻撃の武器としても勝負ができたようです。 https://www.google.co.jp/search?q=%E5%8D%81%E6%89%8B&tbm=isch&source=univ&sa=X&ved=2ahUKEwjZvY7btY7mAhUPZKwKHXEEBeMQsAR6BAgJEAE&biw=1920&bih=852
お礼
古式武道ですか ? 上段からの刃はかわせそうですが上からとみせ掛けて胴を掃われたらどうしょうもないのでは ? 剣客商売の秋山小兵衛なら飛び上がり面を決めそうですが!? だが短い十手なら届きませんね。