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坂本龍馬ファン、私にその魅力を語れや
開国の祖?として魅力があるということでしょうか。日本を欧州列強(横文字文化)と並べるために奔走した人物という印象です。 また「あいつは島国から出ていった(脱縦文字文化)」等の比喩で現在でも語られる人物なのでしょうか。一時期マスコミのそういった誇張表現を鼻で笑っていたのですが、気になったので質問いたします。 #坂本龍馬
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子供の頃はやはり英雄嘆的に低い身分からのし上がり国家の歴史を動かすまでになるところが魅力なんでしょうね。 大人になってからはその商売人としての先進性開明性に驚かされます。 秘書を常に連れて歩き日々の記録を常に残す。 瀬戸内海の東と西に事務所を構え、早便に報せを乗せ東西価格差を常時調べ機動的に商品を流す、これ普通なら電報が発明された時代の商売の仕方であってそれより前の時代に最速の情報網築いたら確実に儲かりますよね。 いろは丸事件、封建時代に圧倒的な強大な相手に対して、海事法に明るくたくみに自分の土俵に持ち込み賠償を勝ち取る、まあ竜馬は途中で死んでますが。 江戸時代の育ちとは思えない一流の起業家ですよ。 >モチベーションや動機 坂本家は土佐でとんでもない富商で、郷士株を買ったものの基本的には商家なんですよ。そこの幼き次男坊が剣術修行名目で江戸学遊に出る。 黒船騒ぎで今日本はとんでもなく動いてる、無限に商売チャンスがあると鼻先に突きつけられたのでしょう。あとはもうそのブローカー的嗅覚で自分が会える大物に片っ端から食らいついているうちにいつの間にか武器商人になりあがっていたという感じじゃないですか? 東で米が高いというウワサを聞き西では今茶が高いとします。 多分竜馬なら噂話を聞いたらもう米を買い占めて船に積み込み下関を出航したくて仕方ないですよ。
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- cse_ri3
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多くの人がそうなんでしょうが、私も「竜馬がゆく」で、坂本龍馬を知った口です。 で、作者の司馬遼太郎さんですが、さすが国民的作家だけあって、影響力が強い。 まあ、坂本龍馬も司馬さんのイメージから修正するのに、かなり時間がかかりました。 私の場合、大洲藩所有の汽船、いろは丸の沈没事件が、イメージが変わるきっかけでした。 いろは丸は実は1980年に海底で発券され、その後調査が続いているんですね。 まあ、竜馬がゆくの連載後でしょうが、いろは丸の調査の結果、龍馬が主張した武器弾薬は、船内から見つかりませんでした。 龍馬が、紀州藩に対して多額の金銭を要求したのは、実はハッタリだったわけです。 その後の龍馬は、私の中では、龍馬がゆくの作中で岩崎弥太郎が言ったように「海賊商人」のイメージに変わりました。
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>>龍馬がゆくの作中で岩崎弥太郎が言ったように「海賊商人」のイメージに変わりました。 尊皇攘夷とは即ち当時のテロリストですよね。結果的に「海賊商人」が既得権益を破壊して日本をより良い方向へ導いたと。 龍馬を突き動かしたモチベーションや動機は何だったのでしょうか。貧困なのか一転した愛国主義なのか。はたまた列強諸国のテクノロジーに感動したのか。 ご回答ありがとうございました。
お礼
>>瀬戸内海の東と西に事務所を構え、早便に報せを乗せ東西価格差を常時調べ機動的に商品を流す、これ普通なら電報が発明された時代の商売の仕方であってそれより前の時代に最速の情報網築いたら確実に儲かりますよね。いろは丸事件、封建時代に圧倒的な強大な相手に対して、海事法に明るくたくみに自分の土俵に持ち込み賠償を勝ち取る、 CODEを理解していたということですね。この辺の話は知らなかったので、ご教示ありがとうございます。逸話を聞いて、同人物に少し興味が出てきました。 >>黒船騒ぎで今日本はとんでもなく動いてる、無限に商売チャンスがあると鼻先に突きつけられたのでしょう。あとはもうそのブローカー的嗅覚で自分が会える大物に片っ端から食らいついているうちにいつの間にか武器商人になりあがっていたという感じじゃないですか? 商家出身であるが故に資本主義やグローバリゼーションを理解していたと。 詳細なご説明ありがとうございました。