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日付の歴史について

カレンダーの日付についてですが 2日~10日までは「ひふみよ」の和語読み+日(か)、1日については「月立ち」の「き」が「い」に変更されたというところまでは調べてわかりました。 11以降の和語読みのサイトも見つかりました。 http://www.sf.airnet.ne.jp/~ts/language/number/ancient_japanesej.html しかしいつから、どのような経緯で11日からは漢語読みなのかを知りたいです。 またどうして14日は「じゅうよっか」24日は「にじゅうよっか」なのでしょうか。 20個をあらわす「はたち」が年齢にも用いられ、20日(はつか)の読みにもつながっていることもわかったのですが、 通常12月以外は、30日を「みそか」と呼ばずに「さんじゅうにち」と呼ぶかと思います。 どうして20日は「はつか」のままなのでしょうか。 ご存じでしたら、詳細をぜひ教えてください。 よろしくお願いします。

みんなの回答

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11074/34518)
回答No.4

14日24日問題は「12日と17日、22日と27日に聞き間違えやすいから」だったと思います。「何日ですか?」「じゅうしにちです」「12日ですね」「いいえ、じゅうしにちです」「17日ですね」ということが日本中で起きて、「いったい何日だよ?」「じゅうよん」「じゅうよっかでいいの?」「そう」「だったら最初からそういえよ」ってなっていったのではないかなと思います。 1時と7時や11時と17時もありますが、これは二択。やっぱり三択の間違いを招くものは淘汰されちゃうんじゃないでしょうかね。 みそか問題は私も分かりません。「三十路」という言葉がほんのりと残っていることを考えると、みそかが廃れる合理的な理由は見当たりません。 しかし例えば、「ナウい」「ダサい」はかつて同時期に流行しましたが、「ダサい」はずっと言葉として残ったのに、「ナウい」は長い間口にするのも恥ずかしい言葉となってしまいました。今でも「〇〇なう」はいえても、うっかり「その服ナウいね」などと言おうものならヤングもオバタリアンもドッチラケとなってしまいます。後世の人に「なぜナウいのほうだけ廃れたんですか?」って聞かれても合理的な説明はできないと思います。 あと私、不思議に思っていることがあって、各地に「〇〇市場」という地名などが残っていますよね。昔その日に市場が開かれていたから地名に残ったわけですが、六日市場、八日市場、十日市場、廿日市場と和読みの地名は残るのに、晦日市場って地名は聞いたことがありません。晦日市って言葉はあるのにね。

Rozsy
質問者

お礼

ありがとうございました。

回答No.3

面白くなってきたので(失礼)もうちょっと追いかけてみました。 要約すると ・数字の読み方は和語系列と漢語系列があり、その両者のいいとこ取りで使い分けられている ・漢語系列が大陸から到来する前の日本においては、和語系列では10以上の大きな数字を使用する機会がほとんどなかった(11以上の数字を認識していなかった)ので「とおあまりさん」等の回りくどい言い方しかなかった ・漢語系列が大陸から到来した頃から文明の発達が進み、10以上の大きい数を認識/使用する機会が増えてきた。そのため漢語系列の読みが採用されるようになった という説が有力なようですね。 参考 http://www.eonet.ne.jp/~shiyokkyo/rizhong/kazu.html https://www.poc39.com/archives/155 https://jpnculture.net/hifumiyo/ なので、「いつから」は「漢語到来時期から」とかなり古いところまで遡る、と考えて良さそうです。 以上、ご参考まで。

Rozsy
質問者

お礼

ありがとうございました。

回答No.2

拙稿に対してのお礼コメント、ありがとうございました。 で、 >14日と24日は「どうして [じゅうしにち] [にじゅうしにち] ではないのだろう」と思っています。 ですが。 「しにち」の読み方は「死に地」や「死に血」という忌み言葉に繋がってしまうため、敢えて読み方を変えていると考えるのが適例ではないでしょうか。 同様な読み方としては「四人」を「よにん」と読み「しにん」と読みませんよね。(「四」という数字は古来から忌避されてきていますし、四を「し」と読まずに「よん」と読む読み方は平安時代からあります:参考 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E3%81%AE%E5%AD%97) その「4」を「し」と読まない呼称がこの場合も適用された、と考えるのが良いかと思われます。 以上、ご参考まで。

Rozsy
質問者

お礼

度々ご丁寧な回答をありがとうございます。 ご好意に感謝いたします。 > 「死に地」や「死に血」 おっしゃる通り、確かにその可能性は高いかもしれません。 OKWAVEでは、私では探し当てることのできない史実として残る政府発行の正式文書を指し示していただけるケースが多く大変助かっています。 他のご回答をもう少し待ちたいと思います。 ありがとうございました。

回答No.1

「みそか」は「晦日」と書きますよね。 読みとしては「さんじゅうにち」の古い表現(「30」を表す「みそ」+日付を表す「うか」の合成語(みそうか→みそか)になりますが、中国暦/和暦では実際の30日のことを指すのではなく「その月の最終日」を指します。 なので、「30日がその月の最終日である」小の月においては「みそか=30日」ですが、大の月や2月は「みそか」は30日を指しません。 なので、取り違えが起こらないように、30日のことは「みそか」と呼ばずに「さんじゅうにち」と呼ぶ言い方が定着したのかと思われます。 それに対して「はつか」は20日以外の日付を指すことはありません。「はつか=0日」は常に成立しているので「はつか」のまま定着したかと思われます。 あと、14日/24日を「じゅうよっか」「にじゅうよっか」と読み、「じゅうよんにち」「にじゅうよんにち」と読まないか、という疑問に関して。 あくまでも小生の推論になりますが、「余日(よにち)」という単語がありますよね。「十余日」を「じゅうよにち」と読む呼び方と混同しないように「よっか」と読み分けが発生したのではないかと推察しています。 (以上の推察にはhttps://ameblo.jp/morohi/entry-12003212787.htmlを参考にさせていただきました) 以上、ご参考まで。

Rozsy
質問者

お礼

早速のご回答を誠にありがとうございます。 晦日については大変勉強になりました。 参考にさせていただきます。 11日以降を漢語にしたのに、20日を「にじゅうにち」としなかった理由は非常に気になります。 リンクもありがとうございました。 おっしゃる通り「余日」という言葉がありますね。 ただ私自身は14日と24日を「じゅうよんにち・にじゅうよんにち」と読むとはあまり仮定していません。 その理由は、17日と27日を「じゅうしちにち・にじゅうしちにち(「なな」ではなく)」、19日と29日を「じゅうくにち・にじゅうくにち(「きゅう」ではなく)」だからです。 私の調べた限り「し・しち・く」は、かなりの確率で連動しています(唯一の例外は時刻です。4時・7時・9時)。 従って、14日と24日は「どうして [じゅうしにち] [にじゅうしにち] ではないのだろう」と思っています。

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