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考証とは

ある有名な方が、韓国についてのヘイト発言ともとれるようなことを発言していました。 ところがその発言のソースがない。 また、その人のその他の発言をいくつかチェックしてみると、 (1)不鮮明で小さい写真を証拠として提示しているが、確認できない。 (2)またその人の主張とは真逆の写真が存在している。 (3)年代を間違えているか、偽っている。 (4)ほとんどの主張にソースがない。 というようなことがわかりました。 それで、「この人の発言には信憑性がない」と知人に話しましたら 「ソースが出せないのは左翼ににらまれるなど事情があるのだ。表に出たことだけが事実ではない」といいます。 たしかに、史料や写真などにあらわれないこともあります。 「しかし、そういう場合でも論理的に~のように考えられる、とか傍証のようなものは必要だろう」と反論しても「ソースが出せないのは左翼ににらまれるなど事情があるのだ。表に出たことだけが事実ではない」と繰り返します。 知人は高学歴で頭もいいですが。 まあ、確かに表に出たことだけが事実ではなく、隠されていることもあると思いますし、研究が進んで認識が180度かわることもあるとは思います。 (1)~(4)を力説しても全く理解されないというのは驚きでしたが こんな風に考える人もいるんだ、という発見もありました。 また、史実とはどう考えるべきなのかという疑問も持ちました。 大学などで歴史をやっておられる方は、考証をされるのではないかと思いますが 考証はどのようにしてされますか。

みんなの回答

  • g27anato
  • ベストアンサー率29% (1166/3945)
回答No.1

戦後日本と昭和天皇の立場について、 当時の初代宮内庁長官「田島道治」が、吉田茂と昭和天皇との間で報告をやりとりした内容を「拝謁記」として残していたそうです。 その中に、 当時の日本と昭和天皇の立場にとって政治的に「都合が悪くなる」ような事は天皇の口から話されないよう吉田茂から指示が出ていて、 天皇陛下に納得してもらうのに苦労したことが推察できる記述があるようです。 具体的な内容は知りませんが、 読んでみれば「都合が悪くなる」何かが見えてくるかも。 そこから辿って行けば「ソースが出せない事情」が何かということも、知ることができるかもしれませんね。 …参考にしてみては如何でしょうか。

noname#239970
質問者

お礼

回答いただきありがとうございます。 「拝謁記」のことは聞いたことがあります。 表に出ないことがあるというのは、おっしゃるとおりなんですが すべての歴史の事件を「表にでないことがある」ので、100%真実ではないと考えておくのは重要なことです。 しかし、何の証拠(史料、論理、傍証)もなく、決めつけるのはどうなんでしょう。 私が指摘している「韓国ヘイトをする有名人」はそういったものを一切提示していません。 それなのに、それを正しいと認識してしまう知人。 「表にでない事情がありうる」を適用すると、すべての歴史が無意味でなかったことにもできますし、自分や国に都合のよい歴史を創作することもできてしまうと思うのです。 そのあたりの妥協案的なものを、どう考えるべきか。歴史家と呼ばれる人々はどう考えているのか、知りたいです。 説明が下手ですいません。 …参考にしてみては如何でしょうか。