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右翼と左翼
右翼と左翼、どちらが正しいと思いますか? 右翼は「保守派」左翼は「革新派」と定義した場合、日本における右翼は自民党支持者、左翼は立憲民主党、共産党などの支持者になりますよね? 自民党は憲法9条を改正したいと思っており、野党は憲法を変えさせたくない、という認識なのですが、憲法9条の改正って要は戦前の日本を肯定しているってことではないのですか?だとしたら言うまでもなく、左翼がただしいと思ってしまいます。 ですが実際、終戦後からほぼずっと政権を握っているのは自民党です。ということはやはり日本人には右翼が多いということなのでしょうか? また、ネトウヨに関しては「朝鮮虐殺は無かった」「慰安婦問題は存在しない」などと私の知っている歴史とは全く異なることを主張しています。もうどちらが正しいのかさっぱりわかりません。 私自身は親が沖縄県出身ということもあってか、小さい頃からずっと左派が正しいと思っており、右派と左派の意味がなんとなくわかってきた今でもそう思っています。 ですがネットなどを覗いてみると、右派のヘイトコンテンツばかりが目につきます。さらに、そういったヘイトを煽っているのはアニメアイコンのオタク達ばかりでした。 私もある程度オタク趣味があるだけに、凄く複雑な気分です。 皆さんは右翼と左翼、どちらが正しいと思いますか?人それぞれ、のような回答は求めていないので、皆さんの主観で答えてください。 恥ずかしながら、私は政治知識が皆無の高校1年生です。まだ未熟な部分が多いですので、どんな意見であっても、きつい口調はできるだけ控えてほしいです。
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いろいろ間違ってるというか、理解が浅いです。そう単純な話ではないです。 右翼者には自民党を支持してる人もいますが、全員が自民党支持者でもないです。特に過激な思想を持つ人たちは自民党の姿勢は生ぬるいと考える人がたくさんいます。そういう意味で決して一枚板じゃありません。 次に、自民党は憲法改正したいのは事実ですが、9条「だけ」を改正したいのではなく、9条「も」改正したいのです。 自民党の立場としては、いまの憲法は第二次世界大戦後にGHQからある意味「押し付けられた」憲法であり、自分たち国民が決めた憲法ではない、という意識があり、またもう80年も経過しいろいろと時代に合わなくなってる部分も出てきてるので、実態と合わせて直したい、と考えています。 9条だって、いま存在する自衛隊という組織とか、仮に日本が他国から攻められた時に、どこまでの反撃なら許されるのか、あるいは国際的な紛争を調停する時に日本はどこまで参加できるのか、なんていうことをちゃんと憲法として規定しなくてよいのか、という問題意識があります。 何もかも目をつむってひたすら念仏のように「9条、9条」って唱えていたら敵や戦争がいなくなる、なんて夢を見ている訳にはいかない、現実問題として日本は何をどこまですることができるのかをちゃんと決めましょう、というのは姿勢としては正しいと思います。 現実の政治っていろいろな立場の利害関係がぶつかる場所なので、全員にとって100点はないけどよりマシな妥協点を探ってちゃんと決めていく場所なんです。そういう現実的な解決力、行動力、調整能力を持っているのが自民党であると考える人が多い、あるいはそういう調整力を持つ組織からの支持が多いから長く政権を担当できるくらい支持を得られているのであり、その支持者が右翼的思想を持っているかどうかはあまり関係がないのでは? もし右翼的思想を持つ人が多いから自民党が支持されているだとすると、参政党とかはもっと支持を集めてたはずです。過去にはもっと過激な右翼的思想を持つ党もありました。しかしそういう党はなかなか選挙で勝てません。これが反証になると思います。 最後に、右翼と左翼はどちらが正しいか、という質問自体が無意味です。 何をもって右翼、左翼というのかは時代や状況によっていくらでも変化します。常に右翼が正しいということもないけど、常に左翼が正しいということもない。 どちらにしても、今の日本ではあまりに過激な思想や意見は受け入れられにくい。どっちの言い分も一定の正しさがあり、同じ程度に間違いもある。それぞれの立場からの意見を持ち寄って何が一番良いのか(マシなのか)を決めましょう、という考え方やバランス感覚こそが大事なのでは? 右翼だ左翼だの肩書で判断するのではなく、彼らが何を主張しているのか、その主張はどれだけまっとうで妥当なのかで判断するべきです。
お礼