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似ている漢字について質問です。
似ている漢字について質問です。 慎と虔どちらも似ているつつしむという意味があるようなのですが、教えていただきたいのは2つの漢字の違いについてです。 わかるようでニュアンスの違いがわらかないので教えて下さい。
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「字統」から引用します。 《慎のつくり眞は顛死者(不慮の災害に遭った行き倒れの死者)をあらわす。そのようなものは恐るべく呪霊を持つので鎮めないとならない。(この鎮の字もつくりに眞の字を持つ。)慎はそのように丁重に扱う事を言う。》 https://flora.karakusamon.com/2012f/kanji_koyomi_201211.html 《虔は —略— 虎の皮に文を加えてこれを聖化する儀礼があったのであろう。虔の古い用義例では擾(みだ)す意、殺す意、恭しく卜する意、虔恭の意であろう。虔恭が基本義で —略— 殺・擾は列国記以後の用義であろうと思われる》 以上引用 虔恭 http://labo.wikidharma.org/index.php/%E8%99%94%E6%81%AD 今となっては同じような意味だけれども、慎は鎮めるために丁寧に慎重にする。虔は信仰の対象に対してかしこまるという意味だったのでは。 虔の方は訓で読める人は少ないと思います。
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- Postizos
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追加で失礼 殺の意味があるのは犠の意味からの転用ではないかと私は想像しますが、実際の所なぜそういう意味になったのかは「よくわからない」というのが今のところだと思います。 虔は今日では敬虔などと宗教的に使われる事が多い字ですね。
- msMike
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虔←虍+文 分かつたやうで、実はスツキリしません(*^_^*) 「虍」は動物のトラを表す。トラの、口を張つた頭部の象形。 「文」は、人が胸を開いたときの入れ墨の模様。 だからでせうか、「虔劉」(ケンリヨウ)なんてな怖い言葉もあるやうなので、気をつけて(“慎重”に?)使いせう。 慎←心+眞 心を十分に満たし、気をつける意 「慎」は、「慎重」「謹慎」などの言葉からも通常の(?)“つつしむ” 出典:小学館版「現代漢語例解辞典第二版」 【独白】漢字の質問は、先づは自分で漢和辞典等を調べてからすべし
お礼
ありがとうございます! 虔につつしむと、ころすという意味があって混乱していましたが、そういう成り立ちであればなんとなく納得しました。 似てる意味でも成り立ちを詳しく調べると言い訳ですね。 ありがとうございました!
- tzd78886
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元々は別の意味があったのかもしれませんが、現実には使い分けなどされていません。虔という字は一般的ではないので、使う人の方が少ないでしょう。
お礼
何度か「慎」という感じも成り立ちを調べていたのですが、不慮の死の方が関係していたんですね。 最初は「虔」を疑問に思い質問したのですが初めて知ることができました。 一番納得がいき、新しい発見があったので ベストアンサーにさせていただきます。