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蛋白の溶けている溶液を濃縮させる方法
蛋白の溶けている溶液を濃縮させる方法はどんな方法があるでしょうか?ほんの少ししか溶けていない溶液を濃縮させたいんですけど、まさか煮沸で濃縮するわけにもいかないですしね・・・笑 遠心エバポレーター(名前が違うかもしれないですが)という機器で濃縮できるようなのですがそんな何万もする機器を買うわけにもいかないですし・・・。何か良い方法はないでしょうか?
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♯2&♯5です。 >セルロース系の高いものではなくても安い数千円のでも大丈夫ということでしょうか? 私が使っていたものの素材を忘れてしまいましたが特に支障ないと思います。もちろんやってみてタンパクが吸着するようだったら適宜選択する必要があるでしょう。 >500マイクロリットルがMAXだとキツイものがあると思います 一個のMAXが500マイクロなのでいくつか使えばもっと多くもできます。また時間がかかることを惜しまず、またもともとの溶液が相当薄ければ減ったところに追加してもう一度やれば少ない機材である程度の量は濃縮可能です。ただ冷蔵機能がない遠心機でタンパクの濃縮はやめたほうがいい(タンパクが劣化する)ので無理ですかね。 >硫安塩析ですが冷蔵機能付き遠心機も無く普通の遠心機しかないんです たとえ研究室にはなくても学部の共同設備としてもないのでしょうか? 液クロやガスクロがないのならわかりますが冷蔵機能付き遠心機すらないというのはちょっと信じられません。 学部で無理なら大学内にもないのでしょうか?
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- ademu2
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遠心機さえあれば参考URLのようなものがあります。 分子量でふりわけるシリーズのものもあります。
- takakokoreo
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水流アスピレーターはありますでしょうか? あれば、減圧にしてぬるま湯であたためたらいいんじゃないでしょうか。 ただし、突沸しないように充分脱気してから湯につけないといけませんが。 ところで、溶媒は水ですか?
補足
溶媒は水です。なにぶん出来たばかりの学科で機材が遠心機関係だと普通の遠心機しかありません、せっかくご意見いただいたのに大変申し訳ないです、ありがとうございます。
- mizu_atsu
- ベストアンサー率41% (180/433)
♯2です。 >透析チューブというと透析回路のどの部分でも必要なサンプリング量だけ充填させることが出来ればどの部分でもいいんでしょうか? 質問の意味がわかりませんが、透析チューブならどれでもいいですよ。特に選んでは使ってません。研究室にたまたまあったものを使っただけです。量は多くもできますが現実的には30ml位が限度だと思います。それ以上の場合は複数本にわけてやるしかないですね。 >チューブ両端を開放させてポリエチレングリコールの粉末に水分を吸湿させるということであっていますか? 違います。両端はもちろん閉じます。粉末が中に入ってはいけません。その点は十分注意しないとポリエチレングリコールが内液に入ってしまいます。 >最後にポリエチレングリコールの分子量は影響があるんでしょうか? 分子量はあくまで平均です。つまり中には小さいものも含まれるということです。そして低分子のものは透析チューブをすり抜け内液に入る可能性があります。それを防ぐ上では高分子のもののほうが良いと思います。 私は大丈夫でしたが他のメンバーでは同じようにやっても中にポリエチレングリコールが入ってしまう(後の電気泳動が乱れるのでわかる)人がいました。 使っているバッファーや所要時間、その人の技術などが影響しているのかもしれませんがやる場合は注意が必要です。 なお、先に挙げたジョイントする膜は確か30個くらいがセットで売られています。他の研究室が持っていたらわけてもらうのがいいのかもしれません。あと訂正ですが1個あたり500マイクロリットルがMAXだったような気がします。 あと、硫安塩析はだめですかね? 氷と冷蔵機能付き遠心機があればできますが。
補足
お返事ありがとうございます、そして返事が遅くなってしまったことをまずお詫びいたします。スイマセン「透析チューブ」と血液透析に使う「透析回路」を思い切り勘違いしていました…。「透析チューブ」は何でも良いとの事ですがセルロース系の高いものではなくても安い数千円のでも大丈夫ということでしょうか?あと濃縮する量なんですが量が多いのでせっかく教えていただいたのですが教えていただいている500マイクロリットルがMAXだとキツイものがあると思います。硫安塩析ですが冷蔵機能付き遠心機も無く普通の遠心機しかないんです…。なにぶん出来たばかりの大学で最初の第1期生である4年生に編入し、研究機材もほとんど無くそれでいて先生に研究室を引っ張っていくように言われて困っているんです。たびたび申し訳ございません、よろしくお願いします。
- takumicchi
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サンプルのボリウムにもよりますが、 数ミリリットル程度なら限外ろ過フィルターが一番手っ取り早いです。 アミコンからいろいろなポアサイズのものがでていますので調べてください。 ただし、急速に濃縮されますので、アグリ易いタンパク質の濃縮は注意が必要です。
お礼
お返事ありがとうございます、数ミリリットルとの事ですが量がまだはっきりとどの程度出るかは分かっていないんですが少し多くなりそうなんです・・・。貴重な意見ありがとうございます!
- tyuku
- ベストアンサー率0% (0/5)
TCA沈殿やアセトン沈殿なとがあります。私は卒業研究生ですが、いつもTCA沈殿で成功しています。一度調べておこなってみてください。
お礼
お返事ありがとうございます、なるほど・・・。と思える方法だったのですが何分実験器具も少なくー20℃や、-80℃に下げる設備が無いのです・・・。せっかくお返事いただいたのにたいへんもうしわけございません。
- mizu_atsu
- ベストアンサー率41% (180/433)
透析チューブに入れてそのまわりにポリエチレングリコールの粉末をまぶして冷蔵庫に10分~30分(時間は液量による)おいておけば水分が外に出て濃縮されます。 ちなみに私がつかったポリエチレングリコールの分子量は3万でした。 最後に水(私は念のためバッファーで洗ったけど)でポリエチレングリコールをなるべくきれいに洗い、内液に入らないように気をつけることがポイントです。 他の方法としてはエッペンドルフ管にジョイントする濃縮膜付きのものが市販されています。少量(1ml以下)ならそれが一番簡単です。低温下で遠心するだけですから。1個千円くらいだったかと。
補足
お返事ありがとうございます、補足で3点質問させていただきたいのですが、透析チューブというと透析回路のどの部分でも必要なサンプリング量だけ充填させることが出来ればどの部分でもいいんでしょうか?あと上手くイメージできなかったのですが「チューブに入れてその周りにポリエチレングリコールの粉末をまぶす」との事ですがチューブ両端を開放させてポリエチレングリコールの粉末に水分を吸湿させるということであっていますか?最後にポリエチレングリコールの分子量は影響があるんでしょうか?お時間の許すときで結構なのでお返事お待ちしております。よろしくお願いします。
- akadurawebisu
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アルコールは?
補足
すいません、どういうことか分かりません・・・
補足
お返事遅くなってすいません、確認したところやはり冷却遠心器は無いようです。臨床工学技士の学科でメインが生体計測的なことなので授業でも冷却遠心器を使うことも無いので学科設立時に却下されたようです。「生体分子を研究するなら十分必要じゃ・・・?」と正直思いました、一度教えていただいたやり方で濃縮をしてみます、また分からないことが出てくれば質問させていただくかもしれないですがその際はぜひよろしくお願いします。ありがとうございました!