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ねじ加工の図面指示における下穴径の表記方法
- 下穴深さのみを指示する場合のねじ加工の図面表記方法について、正しい方法を知りたい。
- 現在のルールでは、2-M10×1 有効15 下穴20 のような表記をしているが、新しいルールとして2×M10×1×15 ↓20は適切かどうか疑問に思っている。
- ねじ加工の図面指示で下穴深さを指示する場合、下穴径も記載すべきかどうか知りたい。
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Jisは結構頻繁に改定されますし、自社の製品では必要ない指示なども対応しますので、無理に頑張ると「労多くして功少なし」の典型になりがちなのでご注意を。 根本的に、加工者と設計者がともに「分かりやすい・間違えにくい・間違えに気付きやすい」さえ守れていれば、細かな表記方法を無理にJis準拠にする必要は薄いです。 もちろん客先や下請け・外注が絡む場合もありますので、必要であれば改定に従うべきなのですが。 ネジの下穴についてですが、弊社では径も深さも根本的に指定しないケースが多いです。特に注意が必要でない場合はネジの有効深さのみの指定です。 ご提示の「2×M10×1×15 ↓20」は個人的には問題ないと思います。記号が「×」ばかりで目が滑りがちですが、意味は通りますし。 ただこれが見やすいか? 間違えにくいか? という観点については、この場ではなく加工部署(またはメインの外注先)と相談の上で決定すべき事項だと思いますが。
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- okvaio
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こんな記事がありました。 https://mypage.otsuka-shokai.co.jp/contents/business-oyakudachi/cad-lecture/2011/201112.html 「-」と「×」の使い分けですが、 -:個数 ×:深さ(加工長さ) が、新規格では「-」が無くなったようですね。 ただ、社内で使う場合、決めですから旧ルールを、ローカルルールとして 使っても良いと思います。 変えると、間違いが起こることも予測されます。 社内の「設計標準」に従って下さい。 下穴については、ネジのピッチで決まりますので、 むしろ、ピッチや並目、細目などの表記が必要かもしれません。 下穴経の目安は、下穴=ネジ寸法-ピッチで、 例えば、M6 P=1 であれば、φ5 となります。 ピッチを省略できる場合は、並目で、細目の場合は指示することに なっていれば良いと思います。 深さは、貫通が不可の場合や残肉が少ない場合には指示が必要ですね。 その場合は、ネジの有効長さを書くことになります。
- HikaruSai-2018
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- 中京区 桑原町(@l4330)
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私は機械技術者として長らく図面を書いて来ましたが............. M10で下穴20・・・・理解できません、初めて見る表現です。 これを図面に書いて工作課に渡せば「バカか!!」と職長に怒鳴られそうで。 「下穴」とはタップを立てる前に明ける穴の事ですよね、Φ20mmの穴を明けた後で直径が10mmのM10タップを入れて何ができるのですか? タップがスコンと落ちるだけですが....
補足
すみません、書き方が悪かったと思うのですが、弊社では「下穴」=下穴深さのことです。 あまり指示しないのですが、下穴径を指示する際は「下穴径φ9.2 深さ20」のような記載です。
お礼
ご回答ありがとうございます。結局jisで規定も見当たらないので下穴深さを↓記号で表すのはなしの方向となりそうです。加工者がわかりやすいのが一番だと思いますので加工部門とも相談して決めていきたいと思います。