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無役の藩士
無役の藩士は分限帳には、名前も載らない、人数にカウントすらされないというのを聞いたのですが、本当なんでしょうか? 足軽は無役でも、人数にカウントされ分限帳に載ってます それと無役の藩士は先代が役付の藩士でも、後継ぎは家督を継ぐまで役無ということはありましたか?
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無役でも、武士であるかぎりは「分限帳」には載せました。分限帳から削除するということは、武士ではなくする、ということです。 他家に仕えようとするとき身分を「元越州浪人の●●でござる」などと名乗りました(あとでトラブルを起こされると家同士の刀傷沙汰になるので徹底的に調べた)が、そういう名乗りもできなくなるので、大工など他に才能がなければ用心棒か切り取り強盗でもしないと生きて行けなくなるようです。 有名な?「北条家所領役帳」では、領内の藩士はもちろんその家族、足軽、寺社領職人などの所領まで書いてあったそうです。 > 後継ぎは家督を継ぐまで役無ということはありましたか それが普通だと思います。 何事も「家」単位の時代ですし、役職は非常に数が少なかったようですので(将軍世嗣の小姓は信用のなる重臣の子を任命せざるを得ないので例外)。 一説によると、田沼意知が殺されたのは、父の意次が重職(老中)を勤めているのに、せがれも若年寄?になったので嫉妬されたのも一因だったとか。 つまり、親子で重職に就くのが、例外だったのだと思います。 ただし、親が隠居してからと言っても、親が出世すると、子はある程度の地位から出発できたようです。親が123・・・ 7と出世階段を上がって隠居すると、子はまた1からではなく3とか4の地位からスタートできたようです。
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- ithi
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sokoo0823さん、こんばんは。 無役の藩士は分限帳には、名前も載らない、人数にカウントすらされないというのを聞いたのですが、本当なんでしょうか? 足軽がカウントされるんだったら、無役の藩士もカウントされます。 それと無役の藩士は先代が役付の藩士でも、後継ぎは家督を継ぐまで役無ということはありましたか? ままある話だと思います。家督を継ぐのと、役につくのは別の話ですからね。
補足
足軽も分限帳には載っていますが、士分と足軽は分けてました。足軽は名前すら載ってません 家督を継いでも役職はなしからのスタートってことなんでしょうか
補足
回答ありがとうございます。隠居するまで無役ということは、あまりなかったと思いますが、家督を継ぐまでは無役は普通なんですね 分限帳には無役の士分は、無役とも名前も載ってないんですよね。一割くらいはいたと思うんですが