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unless つかえない時 安藤貞雄著現代英文法
英文法に詳しいかた、よろしくお願いいたします。 安藤貞雄さんの文法書、現代英文法講義(開拓者)のunless の解説がわからないので、ご説明おねがいします。 676ページの30.3.3.(4) Unless it's going to rain, we'll have a picnic.(Boli ger 1980b) が誤りとされています。 「雨が降りそうだという条件が満たされないかぎり」という意味になるので、 帰結節の内容と結合しないのだそうです。 色々調べましたがどうしてそうなるのかわからず先に進めないでいます。 アメリカで小学校教師をしていた、ネイティブに聞いても、 問題があるとは思えないといいますし ぐぐっても、unless it rains, we'll go ~のような文はたくさんヒットします。 おくわしいかた、よろしくお願いいたします。
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- koncha108
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>(4)If it isn't/?Unless it's going to rain, we'll have a picnic. ( Bolinger 1980b) (?は、文法的に疑わしい例) なるほど。もともとIf it isn't going to rain, we'll have a picnic. は意味として成り立っている前提でunlessで書き換え可能かどうかと言う話なのですね。 私は熱心な文法の学習者じゃなく、どっちかと言うと実践で疑問に思ったところを逆引きするので感覚的な回答で申し訳ないですが、if it isn'tとunless it isではこの文では受ける印象が違います。if it isn'tは、「雨が降りそうでなければピクニックに行く」。ピクニックに行くための主要な条件ですが、事務的です。unless it is は、他にも心配事、例えばみんな忙しいとか、混んでそうだとか色々あるけど「雨が降りそうでない限りはピクニックに行く」。雨さえ降りそうでなければ万難を廃して行くみたいなニュアンスが出てきます。それを「~と言う条件が満たされない限り」と表現していると思います。ただ意地悪く考えると雨が降りそうでなければ出発直前に天候が急転して雨が降りだしてもピクニック行くんだな?と言うことになりかねません。でも常識的に考えて雨が降るは雨が降りそうに含まれるので文法的にあり得るのだと思います。その場合寧ろunless it's rainと言えば済むように思いますが。 ただ日常の経験として「明日朝8時の天気予報を見て雨の予報でなければピクニックを決行します」と言うのがあり、そう言う事まで想定すればunless it's going to rainはうまく成り立ちますが言葉足らずなので前の回答で自然に聞こえるように補足しました。 > どうしてこの文が「雨が降りそうな場合にかぎってピクニックに行く」という解釈になるのか、が がわからないのです。 そうじゃなくて「雨が降りそうだという条件が満たされない限りは」ですよね。
「現代英文法講義(安藤貞雄著)」についてのamazonのレビューの一部: 本書の他と違う特徴は、よくもわるくも未完成な分厚い講義ノートといったところです。それは内容についてもそうですし、誤植・改刷の多さにもいえます。 https://www.amazon.co.jp/%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E8%8B%B1%E6%96%87%E6%B3%95%E8%AC%9B%E7%BE%A9-%E5%AE%89%E8%97%A4-%E8%B2%9E%E9%9B%84/product-reviews/4758910219/ref=cm_cr_arp_d_hist_3?ie=UTF8&filterByStar=three_star&reviewerType=all_reviews&pageNumber=1#reviews-filter-bar
- koncha108
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> 「~という条件を満たされないかぎり」の部分が納得できないでいます。 どこが引っかかっているのかちょっとわからなくなりました。「~という条件を満たされないかぎり」はあくまでも文法を説明するための言い回しで自然な日本語ではないことはOKですよね。 Unless it's going to rain, we'll have a picnic. の説明にも当てはめられると思いますが、そこで引っかかっていますか? とりあえずそのまま考えると、「~」はit's going to rain と言うことになりこに場合「雨が降りそうだ」。この文ではいつの時点で雨が降りそうかわかりません。例えば今空を見上げて雨雲が出てきたのでこれは一雨来そうだ、あるいは晴れていて雨なんか降りそうもない、と言うような情景を思い浮かべたら、この文はおかしい。 As it's not going to rain, we will have a picnic. ひょっとしたら安藤先生はそのような事をおっしゃったのかもしれないですよ。 それに対して、明日のピクニックに対して明日の朝雨が降りそうで無いかぎり、と言う条件だったらありえそう。でもこの文にはそのヒントになるような事がどこにも書かれいないのでちょっと無理があるなあと言うのが私の違和感で、補足した部分。 でも文脈とかを考えるとありえない話じゃないのでそれがネイティブに人のコメントじゃないでしょうか? つまり使う場面によっては間違っているし、問題なく使えるケースもあると言う事では?
お礼
再度のアドバイス、本当にありがとうございます。 日本語にとらわれないようにしているのですが、 そのままい引用したものが以下です。 「(1)(2)はif....notで書き替えられるけれども、(3)(4)はそれができない。 ((1)(2)は省略します) (3) I'll be glad if shedoesn't come / * unless she comes this evening. (*は非文法的な例) (4)If it isn't/?Unless it's going to rain, we'll have a picnic. ( Bolinger 1980b) (?は、文法的に疑わしい例) (4)のunlessは、「雨が降りそうだという条件が充たされないかぎり」、つまり「雨が降りそうな場合にかぎって」という意味になって、帰結節の内容と整合しない。」 とあるのです。 (3)は理解できます。 (4)が、どうして書き替えられないか、 どうしてこの文が「雨が降りそうな場合にかぎってピクニックに行く」という解釈になるのか、が がわからないのです。
Unless it's going to rain, we'll have a picnic. = If it isn't going to rain, we'll have a picnic. 上記のような等式が成立すると考えますので、この場合は例文が不適切であると見なすべきでしょう。 ただし unless = if not は成立しない場合の方が多く、過去の英語教育に誤りがあったとされています。詳しくは次のサイトの解説をご覧ください: 《unless = if ... not》でない!両者の違いを理解しましょう。 2016/05/04 - 接続詞(《unless》と《if ... not》に関して大きな誤解があります。《unless = if ... not》だと思っている人は多いだろうと思いますが、実はそのようなイコールはほとんどの場合に成立しないのです。両者の使い方の違いを理解しましょう。 https://eigo-global.com/english/post-540/ "unless"と"if not"を使用した場合の意味の違いは次の例文を見れば理解できるでしょう: "I'll be annoyed if I do not arrive at 10am." - Being late will annoy me. "I'll be annoyed unless I arrive at 10am." - The only thing that can stop me from being annoyed is arriving at 10am. https://www.ecenglish.com/learnenglish/lessons/unless-and-if また、次のように解説しているサイトもあります: [語法]unlessとif ... notの違い (1) unless 節は「もし…という例外(的なこと)がなければ」を表し,unless 節で述べられていることが実際に起こる確率は if ... not の場合よりも低いという含みがある You needn't write to me unless there is something new. (あまりないとは思うが)何か新しいことがない限り手紙はよこさなくて結構です You needn't write to me if there isn't anything new. 何か新しいことがなかったら手紙をよこさなくて結構です https://dictionary.goo.ne.jp/word/en/unless/#ej-90386
お礼
速い解答本当にありがとうございました。 unless とifのちがいは、一通りは分かっているつもりですし、色々調べたのですが、この例文の解説がが理解できないのです。 出典のBolinger というのも有名な言語学者のようですし、 この現代英文法講義という英文法書も、 日本では最高クラスの英文法書として出版以来版を重ねている本なので、 ミスとも思えないのですが、 全体的に難しい書き方をしている文法書なので、理解しきれないところが多いです…
補足
出典にスペルぬけがありました。 Bolingerです。 また、出版社は、開拓者でなくて開拓社でした。
- koncha108
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Unless it's going to rain, we'll have a picnic. ネイティブじゃないので自信は無いですが、私はこの文には違和感を感じます。なぜかと言うとUnlessの文は条件節で、ある状況、状態を書きます。 Unless it's rain は、その時に「雨が降る」と言う状態でなければ。つまり雨が降っていなければ。この時に、willやwouldは使え無いとされています。 じゃあ Unless it's going to rain はどうか。「雨になりそう」は条件として使えそうですが、その場合でもUnless it's likely going to rain at tomorrow morning とか追加したくなります。そうするくらいなら、Unless the weather forecast says it's rain tomorrow とか別の言い方をしそうなものです。 でもその前の文脈等によってありうるのかも知れません。
お礼
ありがとうございました。 副詞従属節なので、willなどはつかないとは思うのですが、 「~という条件を満たされないかぎり」の部分が納得できないでいます。 たしかに、 彼が来るという条件を満たされないかぎり、私もいかない、 Unless he comes, I won't come either という文章なら納得いきます 雨が降るという条件が満たされないかぎり、ピクニックにいく では変なのもわかるのですが なぜそういう解釈になるのか、わからないです
お礼
ご丁寧に本当にnありがとうございました。 本にあるような、雨が降りそうな場合にかぎって(ピクニックに行く)、 という記述はやはり納得いかないのですが、 ミスの可能性もあるのかと思いつつ、著者のオリジナルの例文ではなアメリカの著名な言語学者の論文からの引用のようですし なんだかすっきりしないなと思います