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「である」、「がある」、「があげられる」の違い?
問題:少子化の一因として、結婚年齢の上昇((1)である、(2)がある、(3)があげられる)と考えられる。 問題集によると、正解は「である」。詳しい解説はありませんでした。 日本語を学習している人に、解説を頼まれましたが、上手く答えられれませんでした。 私のわかる範囲は、(1)が間違いなのは、(1)は強い断定、「考えられる」は弱い断定で矛盾している。(3)は可能の「られる」、「考えられる」も可能の「られる」であり、二重に使われているから間違い。他の方の意見をお聞かせください。
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- OK1723TRD
- ベストアンサー率38% (18/47)
(1)である の「で」は判断辞「だ」の連用形「で」、「ある」は肯定判断の助動詞で、これは肯定判断の強調の表現です。したがって、文はここで一旦終了しており、さらにこの後に、「考えられる」と続くのは引用の形になってしまい不適切な表現になります。 「がある」の「ある」は存在を表わす「ある」で、一因の存在を表わすもので適切な表現です。 「があげられる」 も、ここで一旦判断が終了し、その後に引用の「と」が現れ、引用の形式になり、この単文だけでは文脈が不明な文になってしまいます。■ したがって、この質問の単文で意味が確定する適切な回答は「(2)がある」になります。■
- double_triode
- ベストアンサー率26% (520/1996)
ご返事ありがとうございます。 「補足」された質問文の書き間違いは,私は文脈からわかっていました。 問題集の正解 ・少子化の一因として、結婚年齢の上昇があると考えられる。 「~として」は文末の「~があげられる・~が考えられる・~を指摘できる」などと呼応して,あいだに名詞句「結婚年齢の上昇」をはさむと,私は考えます。だから,私が考える正解では, ・少子化の一因として、結婚年齢の上昇があげられる。 ・少子化の一因として、結婚年齢の上昇が考えられる。 としたのです。 問題集の正解のように,あいだに文「結婚年齢の上昇がある」をはさむと,意図はわかりますが,私は奇妙に感じます。簡潔な論文調の文章を書き慣れていない人物が,この問題集を著したんじゃないかと思えます。
お礼
詳しい説明ありがとうございます。参考にさせていただきます。
- nagata2017
- ベストアンサー率33% (7026/20697)
である・・・・回答はひとつしかないという意味。 がある・・・・回答は複数ありそのひとつであるという意味。 があげられる・回答は複数ありその主たるものがこれであるという意味。
お礼
回答ありがとうございます。参考にさせていただきます。
補足
訂正:問題集では、正解は(2)「がある」と書いてました。すみません。
- double_triode
- ベストアンサー率26% (520/1996)
その問題集は間違っていると,私は考えます。 正しい呼応関係の組み合わせは, ・少子化の一因は、結婚年齢の上昇である。 ・少子化の一因は、結婚年齢の上昇であると考えられる。 ・少子化の一因に(には)、結婚年齢の上昇がある。 ・少子化の一因に(には)、結婚年齢の上昇があると考えられる。 ・少子化の一因として、結婚年齢の上昇があげられる。 ・少子化の一因として、結婚年齢の上昇が考えられる。 つまり,選択肢のなかには正解はないと考えます。
お礼
回答ありがとうございます。参考にさせていただきます。
補足
訂正:問題集では、正解は(2)「がある」と書いてました。すみません。
お礼
大変詳しい説明ありがとうございます。参考にさせていただきます。