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ドイツ語「であるようだ(不確かな情報)」
完全に調べて切れておらず、断言は憚れる知識があったとします。 その内容について、言い切りを避けるために「~であるようだ」と言いたいとき、どんな動詞を使うのが適切でしょうか。 よろしくお願いいたします。
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いろいろな表現の仕方があるので、 知識の確実性の度合いや具体的な文脈がないと、 特定の表現に絞り込むことはできません。 文全体の内容によっては、動詞の選択ではなく副詞の付け足しで十分な場合もあります。 「~であるようだ」という内容の文だけを、断言を避ける形で表現するなら、 話法の助動詞を使うことがまず考えられますが、 どの程度の確信があるのか、その度合いによって選択が変わります。 その知識に対する確信が強いのであれば müssen で、 「~でなければならない(はず)」と断言に近くなります。 dürfen の接続法II式 dürfte は一段下がって、「~に違いない」くらいのニュアンスです。 さらに確実性が低くなるなら、mögen、können、könnte という助動詞が続きます。 たとえば交通事故が起こった場合、単純に事実として確定していることを言うのなら、 Der Unfall hat sich um 12 Uhr ereignet. 事故は12時に起きた。 ですが、警察の捜査により「ほぼ確実と推測されている」なら、 Der Unfall muss sich um ca. 12 Uhr ereignet haben. Die Polizei sucht Zeugen. 自己は12時ごろ起きたと考えて間違いない。警察は目撃者を捜している。 のように言います。一段下がると、 Der Unfall dürfte sich in der Zeit zwischen 0.30 und 1 Uhr ereignet haben. 事故は0時半から1時の間の時間に起きたに違いない。 上の二つの文はニュースから取ったものですが、 一番可能性の低い推測を表す könnte の例には次のようなものがあります。 Der Unfall könnte sich der Polizei zufolge bereits mehrere Stunden vor dem Zeitpunkt ereignet haben. 警察に拠れば、もしかすると事故はすでにその時点の数時間前に起きていたかもしれない。 もちろん、これらの助動詞を形式主語とともに使って、 Es dürfte sein, dass… Es kann sein, dass… というような文にすることもできます。 いくらかでも調べた後なら、「私の知る限りでは」を前につけて、 Soweit ich weiss, muss/dürfe/mag/kann/könnte + 主語~本動詞 のような言い方でもいいでしょう。 助動詞以外なら、scheinen、aussehen、vorkommen などいろいろありますが、 scheinen や aussehen は「~のように見える」で、 どちらかというと「見かけ」からの判断になります。 vorkommen も「~のように思える」が本来のニュアンスです。 Der Unfall scheint unvermeidlich gewesen zu sein. 事故は避けられなかったようだ(ように見える)。 何かをちゃんと調査している経過においてなら、 (Ich habe es noch nicht genug recherchiert, aber) (私はまだそれを十分調査していませんが) es scheint mir so, dass…/es sieht so aus, dass…/es kommt mir so vor, dass… ~のように見えます・思えます のような言い方のほうがよいかもしれません。 あとは、「推測している」と言ってしまう方法があります。 Ich habe es noch nicht genug recherchiert, aber ich vermute, dass… Ich habe es noch nicht genug recherchiert, aber es ist vermutlich… あるいは、「私の知る限りでは」を副詞として挿入して、 話法の助動詞も接続法も使わず、 Meines Wissens hat sich der Unfall um ca. 12 Uhr ereignet. のように言ってもよいでしょう。 ほかにも、dem Anschein nach とか ich habe den Eindruck, dass… など、こういう状況で使いそうな表現はありますが、 調査しているのはどういう事柄なのか、どの程度の確実性なのか、 どういう気持ちでそれを言うのか、などの状況次第で、 話者の主観にかかわってくることなので、どれが一番合っているかはわかりませんが、 基本的には dürfte/können/könnte あたりを使うのがよいように思います。
その他の回答 (1)
Es scheint zu sein. ~であるようだ。 動詞は scheinen を使ってみてはいかがでしょうか。 彼女は嬉しくないようだ。 Sie scheint nicht glücklich zu sein.
お礼
お礼が遅れてすみません、ありがとうございます
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