ラモンの木とは何ですか?
ウィキペディアで、マヤ文明の記述に、「とうもろこしの栽培のほかにラモンの木の実などが主食だった 」という説明があります。
ラモンの木の説明として、「ラモンの木(ラモンのき)とは、ブレッド・ナットの木とも呼ばれ、住居の周囲に植えられた。栄養価の高い実がなる。マヤ人が使用したチュルトゥンと呼ばれる地下貯蔵庫で実験したところ、とうもろこしが3ヶ月でだめになるのに対し、ラモンの実は1年6ヶ月貯蔵できたという報告がある。ラモンの木は、一度植えれば100年近く育ち、雨量の少ない年でも実がなり、1エーカー(約1200坪、約4000m²)あたり1000ポンド(約450kg)近い収量があると報告されている。実は粉にして、薄いパンケーキ状にして焼くトルティジャにして食用に供したと考えられている。
焼畑(ミルパ)農法は、1年のうち6ヶ月の労働が必要であったが、ラモンの木の実は、住居の周りに植えられているうえに、女性や子どもでも簡単に収穫できたので、先古典期に比べて同じ量の食糧を確保するのに要する労働力を格段に減らすことができた。」
という解説がありますが、どんな木かよくわかりません。メキシコには何度か渡航経験もありますが、聞いたことも無いです。
新大陸で有用な食べ物は旧大陸でも急速に広まったのに、無名ということは、旧大陸にも存在するか、もしくは、美味しくない、ドングリのようなものか? 既存のナッツの一種か?熱帯で採れる木の実として相当するものが想像できません。
100年も生きる木が絶滅したとは思えないので、今もあるのは間違いないと思います。
詳しい方、誰か教えてください。私見で、これはという相当品が思い浮かぶ方、教えてください。
お礼
ご回答有難うございます。亡き叔母の形見の絵です。 Flowers and Pigeonsという題でとてもやさしいタッチです。叔母がどういう気持ちで求めたのかなあ~とず~と気になっていました。経歴も良くわかりました。とても感謝しております。