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急な手術で高額療養費制度の申請が出来ずに困る場合の対処方法
- 高額療養費制度の限度額認定の申請が出来ない場合、手術費用が払えない患者や病院の対処方法としてどのような選択肢があるのかを解説します。
- 突然の手術で限度額認定の申請が間に合わず、手術費用が支払えない場合、患者や病院はどのような対処方法をとるべきなのかを考えます。
- 高額療養費制度の申請が出来なかった場合の対処方法について解説します。手術費用が払えない患者や請求額が受け取れない病院のためのアドバイスを紹介します。
質問者が選んだベストアンサー
「高額医療費貸付制度」が一つの対策になるのではないでしょうか。 高額療養費の払い戻しを受けるには、診療月から数か月以上後になるため、当面の医療費の支払いに充てる資金として、「高額療養費支給見込額の8割~10割」の貸付を行う「高額医療費貸付制度」があります。(貸付の詳細は、加入している健康保険によって違うようです) 設問の仮定で、500万円というのは3割負担など健康保険が適用される治療ではあまり想定できない金額かもしれませんが、 限度額認定の事前申請が間に合わない場合は、貸付制度を利用する方法があり、がんセンターなどでも、患者さんにそうしたお知らせをしているようです。
その他の回答 (1)
- kurione
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病院からの請求額が払えない場合、それほど高額な医療をしている病院ならかならず相談室があり、分割や支払期限の延長などの相談に乗ってくれる所もありますし、様々な医療費支援などの相談にのってくれます。ご存じだと思いますが、高額療養費制度は事前に高額になると予想された場合に限度額適用認定申請書を提出する場合もありますが、実際はほとんどが予期せぬ事態で高額な医療費請求にあたって一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される方が多いと思います。 加入されているのが健康保険か国民健康保険なのかで多少変わりますが、上限額は、年齢や所得に応じて定められており、貯金や家族構成、家族関係は関係ありません。純粋に年齢と世帯所得で換算されます。高額療養費の支給については、医療機関等から市国保もしくは健保に送られてくる請求書(診療報酬明細書)を確認した後になります。多くは分割となります。いきなり取り立てや差し押さえはしません。最悪の対応は拒否することです。その場合裁判となります。 まず大前提は医療機関は緊急の場合本人や家族の同意なくても、金銭的窮乏の人でも外国人旅行者でなくても救命措置をしなくてはならないという義務があるのです。最近は外国人旅行者が緊急搬送され助かって帰国されて高額な請求を拒否されるケースが多く社会問題となっております。 医療は今話題の”自己責任”という事はないのです。 あなたの言われている末期癌の場合なら流れとしては2つです。一つ目は緊急搬送時、命の危険性が高い場合は、救命措置がとられます。とにかく救命の為の処置を尽くします。同時に家族へ連絡を取ります。このような場合救命処置は家族への事後承諾となります。診断は平行してもしくは全身状態が落ち着いた後になります。末期癌で手の施しようがない場合、余命を考えて根治的治療はしません。残りの余命を少しでも快適に過ごせるような治療に切り替えられ早期退院をめざします。普通に医療保険加入者で滞納がなければそれほど高額な請求額にはなりませんし、もし払えない場合にも控除など相談に乗ってくれます。 二つ目は、意識を失っていて運ばれていても命の別状がない場合、入院か通院で原因診断がおこなわれます。癌ならば、本人、家族に告知し、治療方針を説明した上で選択してもらいます。その場合も経済的な理由で治療が受けられない事のないように相談に乗ってもらえます。高額治療の場合高額療養費制度などの申請などはそこからです。医療保険加入者であることは大前提です。 つまり今回の例のように高額医療費が発生するのは集中治療室で長期にわたって治療を受けた場合であって、もしもの場合に備えて申請しても無理です。 結論としては治療費を払えない場合でも医療保険加入で保険料(健保は給料天引きされているはず)を払っているなら、色々な控除があります。先端医療はよほどの特別な理由でないとされません。また病院も借金の取り立てみたいにするときは拒絶し続けたときのみです。必ず猶予をくれます。 一番は健康状態を考え将来大病にならないように努力することです。
- show1968
- ベストアンサー率32% (532/1616)
悪性のガンを手術するほどの病院なら、 それなりに大病院ですよね。 ソーシャルワーカー等、相談員を置いているかと思います。 看護師に、その事を伝えれば、 ベットサイドまで来てもらう事も可能じゃないかと。 すくなくとも私の入院してた大学病院は、そうでした。
お礼
早速のご回答、ありがとうございます。 想定に止まるものですが、現実になった折には、ソーシャルワーカーや相談員が頼みになるのですね。
お礼
そう言えば、たしかに「高額医療費貸付制度」がありますね。 高額療養費制度については以前から知っておりましたが、たしかに「高額療養費貸付制度」というものも、どこかで視覚に入っていたものの、自分とは無関係として、ことさら意識しなかったのだと思います。 また、請求額の500万は行き過ぎで、これは全額という想定ですから、実際には150万程度ということでした。 早々に気付かなかった点をご指摘いただき、ありがとうございました。