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あいづちについて
3点ほど質問があります。 まず応答と返答と返事の違いが分からなくて迷っていまして、その違いを例文含めて教えていただけると助かります。 次に、例えば「三十分だけでも、」「うん、大丈夫」の「うん」はあいづちに含まれるのでしょうか? あと、「あ、わかった」はあいづちになりますか? どなたか教えていただけると幸いです……。 よろしくお願いします。
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3番回答者です。補足質問を拝見しました。 説明を加えますが、相づちは、「興味をもって聞いてますよ」という相手に話の続きを促す意味もありますね。英語でいうと「あはん」とか「むふん」ですかね。 > 「ありがとう」や「ごめん」に対する「うん」などは、 状況がわかりませんが、相づち(次の言葉をうながすための音声)ではなさそうですね。 はっきりした「承諾」の「うん」である場合もあるでしょうし、「生(なま)返事」と呼ばれる「ハッキリしない返事・気のない返事」(広辞苑)の場合も、「ホントはイヤだ」という意味の「うん」もあるでしょう。 言葉(口から出す音声)よりも、態度のほうがもっと明確に「心」の中を表しているかもしれません。なので本当は、「うん」と言った時の態度も知りたいですね。 (^_^)とともに発した「うん」。ボンヤリしたような表示で発する「うん」。下や横を向いて低い声で発する「うん」。 「結論を出して、とりあえず話を終わらせたい」というような意識が、どれにも共通して見えるような感じの「うん」ですので、どちらの場合も返事の一種と言ってよいのではないでしょうか。 相づちのような、相手が話しやすいように、話の続きを促す「うん」ではなさそうです。 > 今の説明で行くと入らないのでしょうか? ということで、「ありがとう」や「ごめん」に対する「うん」などは、相づちではない、と考えます。
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- double_triode
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>なら「ありがとー」「うん」の「うん」はあいづちに含まれると思いますか? 私の「鍛冶の説明」が理解できませんでしたか? 双方の応酬は,「トン,カン,トン,カン,トン,カン・・・・」と長く続くという前提です。 上記の「うん」は1回のやりとりなので,相槌にはなりません。 「いえいえ,どういたしまして。お役に立てて嬉しいです。またご用がありましたら,なんなりとお申し付けください」 と返事するよりも,はるかに「ぞんざい」なだけです。
お礼
最後の文章が非常に腑に落ちました。ありがとうございました!
- fujic-1990
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返答と返事は同じです。こちらの問いかけに対しておこる、反応です。 応答も同じようなものですが、あまりふつうには使いません。議会における「質疑応答」「隊長!第三小隊からの応答がありません!」など決まりきった熟語や、決まりきった場面で使うことが多いです。使う場合は多くないので、使わないでいるのがいいでしょう。 ちなみに「質疑返答」とは言いませんが、「第三小隊からの返答(返事)がありません!」は言うでしょう。「夫からの応答がない」となったら、既読無視どころか、ちょっと大変。 > 「三十分だけでも、」「うん、大丈夫」の「うん」 この例は「うん」と言った人の意思を表現しているので、相づちではありません。「あ、わかった」も同様です。相づちではありません。あとで責任を問われます。 でも、「うん」だから相づちだとも、相づちでないとも言えません。 「A だよね」「うん」「B カモね」「うん」「ちょっとアンタッ 聞いてんの!スマホばっか見て!」というやりとりの時の「うん」は相づちです。この場合、言葉に気持ちはこもっておらず単に「相手が話しやすくなるように」しているだけ。 それがエスカレートしたのが「合いの手」です。「それからどうした」「ちょいなちょいな」というような。 言葉に心がないか、相手が気持ちよく話せるようにしたいという気持ちしかないのが相づち。 間違いやすいのは、「同意」を表す「うん」とか「はい」です。 相づちと同意の「うん」「はい」。外国人がしばしば間違えるらしいですが、声の調子や顔つきという全体像を見て、「空気」を読んで区別するしかないと思います。
補足
非常に詳しい説明と解説をありがとうございます…!!「うん、わかった」の「うん」については特に分かりやすく、これをあいづちだと捉えると後々の発言者の責任になるというのは納得でした。 あと「言葉に心がない」か、「相手が気持ちよく話せるようにしたいという気持ちしかない」のがあいづちというのも、ストンと落ちて来ました。ありがとうございます!! 此処で少しまた質問なのですが、「ありがとう」や「ごめん」に対する「うん」などは、今の説明で行くと入らないのでしょうか? ただ単に返事という形になるのでしょうか?
- double_triode
- ベストアンサー率26% (520/1997)
応答 response (ふつう物理的なものをいう) 返答 answer 返事 reply
- double_triode
- ベストアンサー率26% (520/1997)
「相槌」の語源は,刀鍛冶の鍛造工程にあり,師匠が小槌で金床をたたいて「トン,トン」と軽くリズムを刻みます。それに合わせて,弟子が大鎚を「カン,カン」と振り下ろして鍛造することを「相槌を打つ」といいます。 言葉の応答では,相手の会話の切れ目にあわせて,短く(しばしば生返事で)「ああ」とか「うん」と応えることを,相槌といいます。はっきりと肯定の意志を表明している「うん,大丈夫」なら,相槌とは呼ばないと思います。
補足
なるほど……。 なら「ありがとー」「うん」の「うん」はあいづちに含まれると思いますか? あいづちは相手が話している間に打つものと、話し終わった(文字にするなら最後に。が付くような文です)ところあたりで打つものとがあると思うのですが、この認識は合っているのでしょうか……?
お礼
非常に詳しいお答えをありがとうございます……!!とても助かりましたし、本当にストンと落ちて来ました!この考えを参考にさせていただきたいと思います( ; _ ; ) 本当にありがとうございました!