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限界利益って・・・
限界利益ってわかりやすく言ってどう言うものですか。 限界利益率は1-変動費÷売上高 なんで、限界利益とは固定費のことなのかなとも思ったのですが、そうでもないようです。 お願いします。
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売上高をS、費用をC、利益をP、変動費をV、固定費をF、変動比率をVxで表すと、売上高、費用、利益などの関係は次のように表すことができます。 S-C=P C=V+F Vx=V/S したがって V=S*Vx S-(V+F)=P S-V-F=P S-S*Vx-F=P S*(1-Vx)=F+P S=(F+P)/(1-Vx) P=0の点が損益分岐点ですから、損益分岐点BEPは次のように表すことができます。 BEP=F/(1-Vx) これがよく見る損益分岐点の計算式です。 S*(1-Vx)=F+Pは、次のように変形することもできます。 1-Vx=(F+P)/S 損益分岐点はP=0の点ですから、次の式に示したように損益分岐点では、限界利益率は固定費率に一致します。 1-Vx=F/S 損益分岐分析は、あくまで変動費、固定費と売上高、利益の関係を示したもので、限界利益、限界利益率などは、このプロセスの中における便宜的な名称と考えるべきです。
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- Kosei
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わかりやすくいいましょう。 例えば、靴の製造メーカーを例としましょう。 靴を一足つくるとどれくらい利益が出るんでしょうか? もし、まだ製造機械などの固定設備もないし、製造するために必要な人材も雇っていないのでしたら、機械も設置し、雇って給料払って、かつ靴の原材料なども買って、やっと製造して、それで販売して利益が出るわけです。 このときの利益はマイナスですよね。靴一足なんて数千円から数万円程度。機械も買って、労働者も雇って、原材料も仕入れて、おそらくものすごい費用がかかっていると思います。 では、これらの固定的な設備がもう既にあって、追加的に更に靴を一足つくるとしたら、利益はどのくらいですか? 必要な費用はおそらく靴の原材料程度ではないでしょうか (ちょっと簡略化しすぎですが) そうなるとその原材料が数千円程度だとすると、利益は出ますよね。この利益を「限界利益」といっています。 すなわち、靴を一足つくろうが、二足つくろうが、変わらない費用は固定費として、それ以外にかかる変動費だけを売上から引いたものが「限界利益」です。 限界的に一単位販売した際に、手にすることのできる利益という意味です。 固定費が変わらない場合、あと一足つくってよいものかどうかは、限界利益がプラスならつくってよい。 固定費も含めたフルコストよりも売上が小さくても限界利益がプラスならば売ってしかるべきなのです。 もし限界利益がマイナスならば、つくってもその原料費も回収できないのですから、つくるべきではありません。 そういった見方もできます。
お礼
大変よくわかりました。 ありがとうございました。
限界利益とは、売上高から変動費を控除したものをいいます。
お礼
参考URLを見てわかりやすく解説されてました。 ありがとうございました。
お礼
表計算ソフトで会社のデータを使って勉強しています。 とても参考になりました。