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国民の起源 古事記・日本書紀
古事記や日本書紀では国民の起源はどのような物語として書かれていますか?
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オノコロジマにてイザナミとイザナギは結婚してイザナミは日本列島を 生んだ。 と書かれているのでそれまで日本の国土が無いので当然国民もいませんね。 イザナギは、黄泉国と地上との境である黄泉比良坂の地上側出口を大岩で 塞ぎ、イザナミと完全に離縁した。 岩の向こうからイザナミが「お前の国の人間を1日1000人殺してやる」と言うと、イザナギは「それならば私は産屋を建て、1日1500の子を産ませよう」と言い返した。 ということはここに至ってもう日本には最低でも1000人以上は いたはずです。 この人はどこから来たかは書かれてません。 イザナミが結婚して日本を産み、死ぬまでに多くの神々が誕生したことは 書かれてますがどうして国民が誕生したかは書かれてません。 しかし無視されたわけではないと思います。 当然と思われえることは書かなかったんです。 聖書においてもキリストの髪型とか色とかは書かれてないですが 書かれてないから「ハゲ」だったわけではないと思います。 国土が出来れば当然人も住む、つまりイザナミが日本列島を産んだ時 神が生まれたように、人間も生まれたと考えたのではないでしょう かね。
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- oska2
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>古事記や日本書紀では国民の起源はどのような物語として書かれていますか? 先ず、古事記と日本書紀は分けて考える必要があります。 古事記は、(大王・天皇と関係なく)各地の伝承を纏めたものです。 日本書紀は、藤原一族・天皇の正当性を証明する為のものです。 ※天皇家よりも旧い、物部・卜部家の書物は「偽書」として処分。 で、本題。 古事記では、日本誕生創世記の物語です。 日本書紀は、天武天皇系列の正当性を起源としています。 ※天智天皇・天武天皇は、兄弟ではありません。 ※天智天皇系統を滅ぼした天武天皇系は、自信の正当性を示す必要に迫られたのですね。
- eroero4649
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「日本国民」という概念が生まれたのは、明治時代になって近代教育をするようになってからです。 江戸時代の人々は、自分は紀州の生まれだから紀州人だとか、土佐の生まれだから土佐人だという、自分が生まれた藩に帰属する意識でした。 今でいうなら、我々は「日本人」という概念は強いですが「地球人」という考えはどうもピンときませんよね。それみたいなものです。 ですから、明治時代以前に「国民」という概念は存在しませんでした。
- SPS700
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記紀は、当時の統治者を正当化するもので、 それ以外はクラゲナスただよへる海とも陸とも分かれていないのを雨のヌボコでかき回して引き上げた雫で日本列島ができた、という国産みの話はあります。 しかし国民の起源には触れていないようです。強いて言えば正当な権力者側にいるのが「国民」で、それ以外は「まつろはぬ」蛮族で征〇の対象となっています。